ピース☆ブッククラブ(読書会)!(2020/2/26)

6つ目のユース・ピースアクションのテーマは“読書”です。近年インターネットの発達が影響し、青年をふくめて多くの人々が何かを学ぶために本を読まなくなってしまいました。

今回のアクションを決めたグループのメンバーたちは、この状況下で、本を読むことは多様な価値観が得られ、人生に役立つものだと考え、もう一度本を読むことの価値を見直し、読書意識を向上させることを目標としました。

例えば本を読むことで、「なぜそうなったのか」「なぜこうなのか」といった疑問を感じることになり、それに対する答えを考えたり、疑問を解決するための手段を思考したりすることができるという点に着目し、今回は世界的に有名な作品である、E.ヘミングウェイ著「老人と海」をアクションでの題材に選びました。

まずプロジェクトでは、物語の要約が共有されました。その後に、印象に残った点や、重要だと思った観点をそれぞれが共有し合いました。
話し合われた観点は「困難に取り組むこと」「諦めないこと」「仕事を愛すること」などです。

議論の最後には、3つの論点がまとまりました。まず1つ目が物語の主人公のように、自分自身の仕事に誇りを持つこと、2つ目が最後まで努力し続けることの大切さについてです。そして3つ目は、今回のアクションの目的である、習慣として本を読むことの大切さについてのものであり、青年たちが自分たち自身で、アクションに取り組むことの大事さを再認識することができました。