🌟恐怖、不安、復讐心…青年たちの心をどうサポートできるのか

★ここはパキスタン。アフガニスタンとの国境に近いある地域。苦しむ青年たちがいる。武装集団や、ドラッグの違法な販売や使用、強盗、小型武器の違法販売に関わっていた青年たち。

青年たちは20人。その中には、過去に武装集団に関わり、今は離れている青年たちもいる。しかし、地域に適切なリハビリプログラムがなく、再びこれら集団に加わる恐れもあるという。

武装集団の指導者たちは青年たちを引き戻そうと、接触し続けているということだ。青年たちが批判的思考や自己啓発に触れたのは限定的で、お金と力の約束によって容易に影響されるという。武装集団を離れたにもかかわらず、青年たちは依然、不安・恐怖の中で暮らし、それが、社会に完全に再統合し、外部の圧力に抗う能力に影響を与えたという。

また、20人の中には、ドラッグの違法な販売や使用や、強盗、小型武器の違法販売に関わっていた青年たちもいる。

爆発で家族を失い、精神的に不安定な青年たち、家族の紛争で家族を失い、復讐を考えている青年たち、依然、武装集団がやってきて、見つけられて殺されるという不安・恐怖の中で暮らしている青年たちもいるという。

もし青年たちが武装集団に戻れば、集団が掲げるものの一部として、他者への加害を、あるいは殺害さえも含む暴力活動に関与するかもしれず、また、恐怖や安全でない状況を作り出し、地域を不安定なものにしうるし、自身の家族も、武装集団からか、地域の反動からかの脅威に直面するかもしれないという。そして、他の脆弱な状態にある青年たちがこの青年たちに続くのを促し、社会への再統合においてなされた進展を覆し、平和の取り組みを損なう可能性があり、また、この青年たちはリクルート役となるかもしれないという。

ドラッグの違法販売と使用、強盗、小型武器の違法販売に関わっていた青年たちについても、再び関与するリスクがあるという。

またこの20人の青年たちは、経済的困難、限られた教育機会、社会的なプレッシャーなどが要因で、絶望感や脆弱な状態が引き起こされることも多いという地域の青年たちでもある。

★青年たちの精神的・感情的な健康・幸福に取り組むことは、孤立感や不安、武装集団や違法行為への関与といったリスクある行動の恐れがエスカレートすることを防ぎ、青年たちが前向きな人生の選択ができるよう力づけるために不可欠であるという。この取り組みの必要性は、青年たちの間のストレスや脆弱性の増加を見ている地域の教育者たち、地域の指導者たち、青年組織との協議から現れてきたという。

★そこで、当団体の活動に参加している青年たちのグループが、この20人の青年たちの心理・社会サポートのアクションを実施した。当団体は、パキスタンでは、現地の人びととともに、青少年が平和を学び合い、何らかのピースアクションを発案・実施する活動を行っている。今回のアクションもその1つである。

20人は、この青年グループが自身の地域ネットワーク活動や地域のピアサポート(同じような仲間同士のサポート)グループを通じ、こうしたアクションの必要性があるとされた青年たち。アクションのファシリテートは心理・社会サポートや精神・社会的な困難に直面する青年たちを助けることの専門家が務めた。

★以下のような活動を実施した。

・個人・グループセラピー
・精神的・感情的な健康・幸福がいかに生活・人生の様ざまな側面に影響を及ぼしうるかの説明
・参加者が直面する困難の共有
・マインドフルネス・エクササイズ、呼吸術、肯定的な自分自身への語りかけといった、ストレスなどへの健全な対処方法の説明。実生活のシナリオの中でのこれら方法の実践のためのロールプレイ。
・グループカウンセリングとピアサポート。参加者たちはその苦闘の中で一人ではないこと、助けを求めることは強さの印であることを学んだ。
・地域で利用できるメンタルヘルス支援資源についての情報提供
・必要な時には専門家の助けを求めることの重要性の説明
・フォローアップサポート計画の概略説明

★後日、さらなるガイダンスやサポートのためにファシリテーターにアクセスした参加者もいたとのこと。継続した関与の重要性と持続的なメンタルヘルスの取り組みの必要性を示している。

今回の取り組みの持続性を確実にするために以下の将来のサポートがリクエストされた。

・ストレスなどへの対処方法の強化とあらわれてくる課題への対応のための確認となりうる毎月のフォローアップセッション
・青年たちが直面する困難や効果的なサポートをどう行うかを親たちが理解する助けとなる親たちのためのワークショップ

★参加者とファシリテーターからは、以下の感想が寄せられている。

◎参加者:「こんなに多くの人たちが同じようなもがきを経験しているとは知らなかった。このセッションで孤独感が減り、より希望が持てるようになった。」
◎参加者:「呼吸のエクササイズは落ち着くのに本当に役立った。ストレスを感じる時は必ず活用する。」
◎参加者:「判断をされていると感じることなく、自分の問題について話せてよかった。自分たちがもっと多くのこういうセッションを持てればいいのに。」
◎ファシリテーター:「若者たちが心を開き、互いに支え合うのを見るのは、本当に心を刺激するものだった。安全な空間の力を示している。」

🌟青年たちは一人ではない。平和をつくる人たちがいる。United for Peace.

🍀Dear Friends in Pakistan. You are HOPE, building your own communities & peace. You are not alone. We are All United for PEACE!🌸

🌟「震災の夜・戦争の記憶」‐11/20まで→救援・平和活動にご寄付を!

 

★被災地の方が語られた震災の夜、そして、戦争の記憶… とても生々しく、苦しくなります。下記、ご覧ください。

アフガニスタン東部で8月31日深夜(現地時間)に起こった地震。そして人びとは数十年にもわたる戦争にも苦しんできました。チャレンジングですが、救援と平和の双方に取り組む活動を行っております。ご寄付のお願い!11/20まで!どうぞよろしくお願いいたします!ユナイト!→ https://pv-u.org/2025/10/27/1-145/3220/

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地震の間、私は家族と子どもたちと一緒に寝ていた。突然、揺れを感じた。それは非常に強かった。数秒のうちに、家族や近所の人たちの悲鳴が聞こえた。皆が泣き、助けを求めていた。

私たちの村は山岳地帯にあり、アクセスが非常に困難だ。最初は、また戦闘か、あるいはおそらくミサイルが村に着弾したのかと思った。人生でずっと爆発音を聞いてきたので、同じだと思った。しかし、その後、それは地震、別の種類の破壊だと気づいた。

揺れが止まった時、私たちは多くの村人が助けを必要としていることを理解した。泥と土の下に閉じ込められている家族もいた。しかしその瞬間、誰もが自分の家族のことを心配していたので、誰も他の誰をも助けることができなかった。人びとは叫び、崩れた家々の間を走り、必死に愛する人たちを見つけようとしていた。子どもたちは泣き、女性たちは助けを求めて叫び、空気はほこりで満たされていた。

多くの泥の家が完全に崩れ落ちた。屋根は崩れ、壁はひび割れ、窓は砕かれた。持ち物全てを失い、家族が亡くなった世帯もあった。幸運にも私は生き残った。しかし、自分と子どもたちが身にまとうものは何もなかった。恐怖と喪失、無力さに満ちた夜だった。

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🌟厳しい状況の中、チャレンジングですが、現地の皆さまとともに、救援と平和の双方に取り組みます!この活動へのご寄付を、どうか、よろしくお願いいたします!(11月20日まで)ユナイト!こちらより!https://pv-u.org/2025/10/27/1-145/3220/

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🌟少女たちは涙を流し本を抱えて帰る…生徒のアート③(アフガニスタン「女性たちの学校」)

★少女たちは涙を流し本を抱えて帰る…とても悲しい絵です。

しかし、こうした少女たちも学べる場があるのです。大きな希望をもたらしています!

アフガニスタンでの過酷な女性教育制限下、ひそかに、しかし決意をもって学ぶ女性たちがいます。「地下学校」ともいわれる「学校」の生徒たち。そうした「学校」に通う生徒たちのアートをご紹介しております。今回がその3回目です。下記、ぜひ、ご覧ください。

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★「女子学校」…少女たちは涙を流し本を抱えて帰る…生徒のアート③
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モノクロで描かれた女子学校の絵。その閉ざされた門の前には当局の兵士が立っています。空を自由に飛ぶ鳥と、涙を流しながら本を抱えて帰る女の子のコントラストが、知識を追い求める彼女たちの欲求と立ちはだかる苦難を表しています。
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☆このアートご紹介の企画を形にしていただいた当団体ボランティアの皆さま、本当にありがとうございました。
☆「沈黙を強いられる」…生徒のアート①はこちら
「世界中の誰よりも…」生徒のアート②はこちら
☆現地の思い、アートの力に圧倒されております。現地の皆さんを決して一人にしてはいけない。

☆当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。
クラウドファンディングは完了。活動自体は継続中)
☆決意を持って行動する現地の仲間たちとともに、引き続き、困難を乗り越え、この活動を進めてまいります。

🌟Dear Friends in Afghanistan. At this critical time, we stand by you. You are not alone. We are All United for PEACE!

🌟「世界中の誰よりも…」生徒のアート②(アフガニスタン「女性たちの学校」)

「世界中の誰よりも…」 その後には悲しい言葉が続きます。

しかしこのアートは、抗議の叫びでも、自身の強い願いの表現でもあるのです。

アフガニスタンでの過酷な女性教育制限下、ひそかに、しかし決意をもって学ぶ女性たちがいます。「地下学校」ともいわれる「学校」の生徒たち。そうした「学校」に通う生徒たちのアートをご紹介しております。今回がその2回目です。下記、ぜひ、ご覧ください。

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★「世界中の誰よりも…」生徒のアート②
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青色のブルカを着た女性が鏡を覗き込んでいる後ろ姿と、鏡の中には、角帽とアカデミックガウンを身に付けてこちらを見つめる女性の姿が。

当局により、全身を覆う服装を強制され、学業の道が断たれている「現実」と、学業を続けたいと強く願い続ける「希望」の姿が表現され、「世界中の誰よりも辛い写真の1ページ」という言葉が添えられています。

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☆このアートご紹介の企画を形にしていただいた当団体ボランティアの皆さま、本当にありがとうございました。

☆「沈黙を強いられる」…生徒のアート①はこちら→ https://pv-u.org/2025/10/20/1-144/3217/

☆現地の思い、アートの力に圧倒されております。現地の皆さまを決して一人にしてはいけない。

☆当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。
https://syncable.biz/campaign/4818 (このクラウドファンディングは完了。活動自体は継続中)

☆決意を持って行動する現地の仲間たちとともに、引き続き、困難を乗り越え、この活動を進めてまいります。

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🌟アフガニスタン地震・緊急:多様な主体の協力で救援・平和に取り組む!(ご寄付をお願いいたします!11/20まで!)

🌟厳しい状況の中、現地の皆さまとともに、救援と平和の双方に取り組みます!チャレンジングな活動ですが、この活動に取り組む現地の皆さまに連帯します!

🌟この活動へのご寄付を、どうぞよろしくお願いいたします!(11月20日まで!)
◎インターネットからのお手続き→ https://syncable.biz/associate/pvu/donate/
「団体へのメッセージ」の欄に「アフガニスタン緊急」のご記載をお願いいたします。
◎銀行からのお振込みのお手続き→ https://pv-u.org/donation/
お振込み後に info@pv-u.org までご連絡ください。

🌟活動概要:多様な主体からなる「地域救援平和委員会」を立ち上げ、食料や緊急の生活必需品のための現金提供を行うとともに、現金提供を通じて、またその後も、団結や平和的共生などのメッセージを広げる。

🌟活動地:アフガニスタン東部ナンガルハル州ダライヌール

🌟活動期間:2025年10月15日‐2025年12月15日(2か月間)(現時点。可能であれば延長)

🌟実施体制:現地住民グループ「地域救援平和委員会」、当団体、現地NGO「Your Voice Organization(YVO)」による共同実施。前者が現場での活動を主に担い、後2者がモニター、連絡・報告、資金管理などを主に担う。

🌟活動の背景と必要性:

◎アフガニスタン東部で8月31日深夜(現地時間)に起こった地震では、現地暫定政権によると、2,200人を超える方々が亡くなった。複数州にわたる広い地域での被害が報じられている。現地国際機関の報告によると、ナンガルハル州のダライヌールでは、4,577世帯中、963もの家屋が全壊か深刻な損壊と極めて深刻な被害を受けている。(9月半ばころまでの情報)

多くの救援活動が隣州のクナール州で行われる中、ダライヌールではあまり行われずに、自分たちは放っておかれている、という感情もダライヌールの人びとの中にはあるという。この地域での救援活動が求められるとともに、地域間の否定的な感情などもないようにし、人びとの結束や、ともに平和的に暮らすことを促進する必要がある。

さらに、アフガニスタンでは、状況は依然、不安定で、特定の異なる主体や集団間での戦闘、復讐、暴力、対立なども報告されている。今回の被害や救援活動に関連しても、異なる主体や集団間での対立や暴力が悪化する、新たに起こるようなことがないようにするため、何らかの平和活動も行う必要がある。

また、ダライヌールがあるナンガルハル州は当団体と現地パートナー団体とでこれまで活動を行ってきた州であり、その経験、また強い人的なネットワークもある。この地の人びとへの一定の責任も負っているとともに、地域に根付いた活動を行うことができる。

これらを踏まえ、以下のように、救援・平和活動を実施する。

🌟活動内容:多様な主体からなる「地域救援平和委員会」を立ち上げ、食料や緊急の生活必需品のための現金提供を行うとともに。現金提供を通じて、またその後も、団結や平和的共生などのメッセージを広げる。以下の柱にて実施する。

◎「地域救援平和委員会」の立ち上げ(以下、「委員会」):活動地の多様な主体からなる(3-4人を予定)。その所属や主体を過度に強調することはないが、地域の人たちはそれらを分かっており、この構成自体が、結束や平和に関しての大きな意味やメッセージを持っている。また、女性たちが厳しい権利・行動制限を受けている中で、平等・公正を図り、女性たちに特有の必要性に対応し、女性たちの立場を代表するため、可能であれば女性の委員会参加も実現する。現地女性の置かれた状況から、それが難しい場合でも、委員会のサポート的な立場としての女性参加の実現を図る。

◎必要性(ニーズ)の迅速評価:もっとも脆弱な層の確認と優先化。夫を失っている女性たち、年配者、障がいのある人たち、家屋倒壊世帯を優先。委員会がまず行い、その後、現地パートナー団体が確認する。

◎被災した人たちへの現金提供:救援活動の初動段階はすでに経たところであり、依然、緊急段階ではあるものの、徐々に生活の再建をしてもらえるよう、救援物資の緊急配布ではなく、人びとの必要性に応じた柔軟な対応を可能にする、現金提供とする。委員会がそれにあたる。ただし、食料、調理器具・食器、医薬品など必需品に限る(それでも一定の柔軟性は持たせる)という条件の下での提供とする。委員会はこの条件を明確に伝え、購入されたものの確認にもあたる。交通手段はあるため、購入のための移動は可能。60世帯に2回の提供とする。同じ60世帯に2回ともか、異なる世帯が入れ替わるか、など、提供世帯については、被害の状況・必要性などを確認したうえで、判断する。

◎委員会による家庭訪問などでの、団結・寛容・協調、協力・平和的共生のメッセージ発信。思想、所属、ジェンダーなどに関わらず、平和に共に生きるなどのメッセージの発信。

◎委員会との定期的な会合によるモニタリング。現地の人たちからのフィードバックも受ける。

◎「委員会」によって地域の争い解決能力が強化され、「委員会」は当活動期間後も存続し、さらなる地域の結束や危機対応をサポートする。

🌟資金の使途:提供現金(食料など必需品購入のため)、現金取扱(業者)手数料、車両賃料(山岳地帯移動にも対応可能車両)、通信費(携帯電話)、委員会活動手当、現地パートナー団体運営費、日本側運営費ほか。

🌟この活動へのご支援:この活動には、立正佼成会一食平和基金さまの緊急支援、また個人さまからのご寄付をいただいております。誠にありがとうございました。深く感謝申し上げます。

🌟この活動へのご寄付を、どうぞよろしくお願いいたします!(11月20日まで)

現地へのできるだけ多くのご支援のため、さらにご寄付をお呼びかけさせていただいております。11月20日までに、下記要領にて、ご寄付のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます!

◎インターネットからのお手続き→ https://syncable.biz/associate/pvu
「団体へのメッセージ」の欄に「アフガニスタン緊急」のご記載をお願いいたします。
◎銀行からのお振込みのお手続き→ https://pv-u.org/donation/
お振込み後に info@pv-u.org までご連絡ください。

 ◎領収書について:領収書ご希望の方には、データのメール添付にてご送付いたします。

※本掲載内容は、現地状況、安全管理、内容の見直しなどに応じ、随時、変更の可能性があります。

※この活動では、今後、現地状況や必要性、資金などに応じて、参加者・期間・場所・内容などの拡大や展開なども行う可能性もありますが、現時点では未定です。

以上です。

🌟「沈黙を強いられる」…生徒のアート①(アフガニスタン「女性たちの学校」)

何という悲しい絵でしょうか…沈黙の中の「やめて」の声…

アフガニスタンでの過酷な女性教育制限下、ひそかに、しかし決意をもって学ぶ女性たちがいます。「地下学校」ともいわれる「学校」の生徒たち。そうした「学校」に通う生徒たちのアートをこれからご紹介してまいります。

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★「沈黙を強いられる」…生徒のアート①
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男性に髪の毛を掴まれて涙を浮かべた女性の眼がまっすぐこちらを見つめています。全体的にモノクロで描かれていますが、空白部分の「沈黙を強いられる」、
右手の「やめて」、左手の本のタイトル「女性への暴力」は赤色で表現され、
暴力の痛みを言葉にすることも許されない苦しみを私たちに訴えています。

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☆このアートをご紹介する企画は、当団体のボランティアの皆さま(「村民」とよばせていただいております)のお力で、上記の説明文作成も含む、様ざまな作業や活動も経て、形にしていただきました。本当にありがとうございました。

現地の思い、そしてアートの力に圧倒されております。現地の女性たち、人びとの現実をお届けさせていただく重要な企画です。現地の皆さまを決して一人にしてはいけない。

☆当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。
https://syncable.biz/campaign/4818 (このクラウドファンディングは完了。活動自体は継続中)どうかお力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。(こちらより

☆決意を持って行動する現地の仲間たちとともに、引き続き、困難を乗り越え、この活動を進めてまいります。United for Peace.

☆Dear Friends in Afghanistan. At this critical time, we stand by you. You are not alone. We are All United for PEACE!

🌟「非暴力の闘士」バチャ・ハーンと青年たち

★「非暴力の闘士」バチャ・ハーン。その壮絶な人生に息を飲む思いです。

英国植民地時代、またパキスタン独立後も投獄され、その期間はあわせて37年とも。葬儀には20万以上が参列し、旧ソ連侵攻を経た戦下のアフガニスタンでは休戦が宣言されたといいます。

そして今。今も紛争と暴力に苦しむ地域一帯。過激思想が広がり、暴力や武装闘争を標榜する人たち・勢力がある中、非暴力思想は力を失ってしまったのでしょうか。そんなことはありません。

今号では、パキスタンの青年たちが実施した、バチャ・ハーンの非暴力哲学を学ぶ会についてご報告します。その前に、この活動の背景をご説明させてください。

★バチャ・ハーンは、非暴力で英国植民地支配に抗い、ガンジーとも活動をともにしました。ガンジーと同じく、独立した、分割されない、世俗の国家を望み、ヒンドゥ教徒が多数のインドとイスラム教徒が多数のパキスタンに分かれることにも反対しました。これにより、イスラム教徒の間に多くの敵を作ってしまったともいわれます。

アフガニスタン、パキスタンにまたがって住み暮らすパシュトゥン人の権利のために闘いました。この問題は、パキスタンの分割につながるといった警戒感なども強く、非常にセンシティブな問題です。

パキスタンのペシャワールで亡くなり、墓所は、自身の望みにより、アフガニスタンのジャララバードにあります。両都市ともパシュトゥン人が多い地域にあります。葬儀には20万以上が参列し、旧ソ連侵攻を経た戦下のアフガニスタンで休戦が宣言されたといいます。

★アフガニスタンでは、旧ソ連侵攻、内戦、荒廃、9/11後の米国を中心とする軍事介入もあり、地域一帯には過激思想、暴力、武装闘争の標榜も広がりました。同国とパキスタンの国境付近は、両国政府や外国軍と闘う武装勢力の拠点ともなりました。現在でも、両国は紛争と暴力に苦しんでいます。バチャ・ハーンの非暴力哲学は力を失ってしまったように思われるかもしれません。しかし、そんなことはありません。今でも、社会の変革のため、様ざまな形で、非暴力で闘う人たちがいます。

そうした中、パキスタンの青年たちがバチャ・ハーンの非暴力哲学を学ぶ会を実施し、現地から以下のような報告が届きました。当団体は、パキスタンでは、現地の人びととともに、青少年が平和を学び合い、何らかのピースアクションを発案・実施する活動を行っており、今回の会もその1つです。ぜひ、ご覧ください。United for Peace.

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★「非暴力の闘士」バチャ・ハーンと青年たち:
「バチャ・ハーンのレジリエンス(折れずに適応・回復する力)は、逆境に直面する時、力は、報復ではなく、落ち着いて、原則・信念を持ったままでいる能力にあることを示し、多くの人たちにとってインスピレーションの源となった。」
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★バチャ・ハーンの非暴力哲学について、現代の社会やコミュニティの課題に取り組むにあたってのその関連性を強調し、意識啓発を行う会が、平和の学び合いに参加した青年たちによって実施され、青年リーダーたち、大学の学生、教育者、地域の人たちが参加しました。

バチャ・ハーンは、その人生を、教育、社会変革、コミュニティの動員を通して平和を促進することにささげました。その考えの体系は、紛争が起こりやすい地域でしばしば広く行き渡る暴力と不寛容の風土への強力な対抗思想として際立っています。バチャ・ハーンは、真の力は、耐えること、レジリエンス(折れずに適応・回復する力)、許す能力にあると信じていました。力をつけてもらうための、そして平和のための変革手段としての教育の強調は、世界中の個人やコミュニティを触発し続けています。

★会では、バチャ・ハーンの人生についての説明がなされました。ガンジーとも活動をともにしたこと、非暴力で英国植民地支配に抗った運動をいかに設立したかも説明されました。この運動は、武装闘争がしばしば自由への唯一の道としてみられるときにあって、平和的抵抗の力を示したものであり、ユニークなものでした。

そして、バチャ・ハーンが、いかに、度重なる投獄、ハラスメント、政治的弾圧に直面したしたにもかかわらず、確固として非暴力を貫いたかが説明されました。バチャ・ハーンのレジリエンス(折れずに適応・回復する力)は、逆境に直面する時、力は、報復ではなく、落ち着いて、原則・信念を持ったままでいる能力にあることを示し,多くの人たちにとってインスピレーションの源となりました。

★また、バチャ・ハーンの非暴力哲学が、いかに、家族、コミュニティ、社会全体の中での平和を提唱し、政治闘争を超えて広がったかも強調されました。

参加者は、これらの価値が、コミュニティの争い、不寛容、分極化といった現代の課題に、いかに取り組みうるか深く考えるよう促されました。

★平和なコミュニティを築くための礎石としての教育、共感、対話の重要性が強調されました。また、教育が-特に女性や周縁化された集団には-社会の進歩やエンパワメント(強くすること)にとって決定的であると、いかにバチャ・ハーンが信じていたかが強調されました。参加者は、家族の中で、また多様なコミュニティを横断して、の双方で、理解や協力を促進するにあたっての教育が果たす役割について、批評的に考えるよう促されました。

★そして、グループ議論も行われ、非暴力のアプローチがいかに自身の個人的、職業的人生に組み込まれうるかを深く考えることが参加者に促されました。参加者は争いへの対処の自身の経験を共有し、バチャ・ハーンの教えによって触発された平和的な方法をいかに取り入れられるか探りました。

★そして、実生活の争いのシナリオをシミュレーションするロールプレイのエクササイズも実施しました。参加者には、対立ではなく、対話、アクティブリスニング(能動的に聴くこと)、共感を用い、争いの解決を図ることが課されました。

★そして、参加者によって、バチャ・ハーンのメッセージを自身の関係の輪の中で共有するため、日々の生活そしてコミュニティにおいて非暴力を促進する共同の誓いもなされ、そのレガシーがポジティブな変化を触発し続けることを確実にしました。

★以下、参加者のコメントです。

◎「バチャ・ハーンの人生について学ぶことで、私は、平和とは単に暴力がないことではなく、尊重と理解をもって争いを解決する意識的な選択であることに気づかされました。確固として非暴力を実践したことー逆境に直面してさえーには、本当に気持ちをかき立てられます。」

◎「グループエクササイズは、対話は人びとの間の最も大きなギャップさえも橋渡しできることを私たちに示してくれました。アクティブリスニング(能動的に聴くこと)と共感が、いかに激しい議論を建設的な会話へと変えうるかを見るのは、目を開かされるものでした。」

◎「このセッションは私に、非暴力的コミュニケーションとピア・メディエーション(仲間同士の仲裁)を促進するために、私たちの大学で、ピースクラブを開始しようという気を起こさせてくれました。そのような取り組みは、波及効果を生み出し、私たちのコミュニティの中に平和の文化を育むことができると信じています。」

◎「このセッションで、私たちが、当時とても広く親しまれていた共通したスローガン「私たちのバチャ・ハーンの(哲学が)必要だ」をいつも暗唱していた、若い、学校に通う少年たちだった、自分の昔の頃を思い出しました。今、このセッションの後、懐かしい喜びの感情を持つだけでなく、意味も知らずに私たちがいつも唱えていたこのフレーズの真の意味に気づいています。」

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🌟「非暴力の闘士」バチャ・ハーンと青年たち。平和をつくる人たちがいる。United for Peace.

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🌟この日は私の第二の誕生日というべきだ。

 

◎「私たちの親戚の間では、女の子が勉強するのは犯罪とみなされている」…何という言葉でしょうか。

◎アフガニスタンでの厳しい女性教育制限下、「それでも学ぶ」と女性たちが通う、「地下学校」ともいわれる「学校」。そうした「学校」に通う生徒の一人の言葉です。そして「私の第二の誕生日というべきだ」とするその日のこと。涙…そして希望。

◎大変な決意の下での運営、通学。当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。

◎この生徒が届けてくれたのは以下のようなストーリー。ぜひ、ご覧ください。社会は必ずよい方向に変えることができる。そこに変革を求めて行動する人がいるから。希望と変革をもたらしているから。United for Peace.

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私たちの親戚の間では、女の子が勉強するのは犯罪とみなされている。18歳になる前に結婚しなければならない。皆が学校に通っているのを見たとき、私はほんの7歳だった。父は私たちが学校に行くことを許さず、「お前は結局、新婦になって、行くのだ」とよく言っていた。母の強い主張で、私と姉妹は学校に行くことを許された。

私たちの家族の中で、父親たちから学校に出席する許しを得ているのは何人かの女の子だけで、私たちもその中にいた。人びとはいつも私の兄弟に「恥ずべきことだ」と言った。私は学校で、とてもがっかりしたが、続けた。私の人生は普通に過ぎていた。

カブールが奪取され、アフガニスタンが陥落したと公表されたとき、私は10年生だった。その日、私の世界は破壊された。どこもかしこも恐ろしかった。私はただ泣いていた。父はそのとき、「心配するな、娘よ、彼らは学校を再開する」と言うのだった。

20年前ではないのだが、再び、私たちが学校に行った日は次の年の4月だったが、その時、6年生より上の女の子は追い払われ、さらなる命令を待つように言われたのだ。私たちは姉妹と一緒に家に帰った。たくさん泣いた。全ての学校がゆっくりと女の子に閉鎖された日々だった。学校は、閉鎖された。

ある日、私たちはおばの家に客としていて、そこで、娘たちが学校の話をしていた。私はフラストレーションを抱えていたので、邪魔したくなかった。それを言ったとき、両親が許さないことが分かっていた。で、私は聞いていた。***という学校があって、たくさんの女の子が学んでいて、無料だと私に言うのだ。彼女は言った。「おじさんに言いなよ。一緒に勉強しよう。」

その夜、私は、父は許してくれないだろうと思った。私は話すことができなかった。話すのはとても難しかったが、私は言ったのだ!

父「話しなさい。」
私「そこは学校なんです。いとこと一緒に行かせてください。」
父「我々は自分たちの娘を誰の家にも行かせない

その夜、朝まで泣いた。朝、私は母に、父に話すように言った。そして父に話すとき、兄弟が私の後押しをしてくれて、言ったのだ。「自分は、彼女を勉強に行かせ、将来を築かせるよ。」すごくうれしかった。

父はおじに電話をかけ、おじの娘が来て、私は学校に行った。私はとても興奮していた。私たちは学校に入った。何とすごい場所なのだろう!私は喜びで満たされていた。何というべきか分らなかった。英語と諸科目のクラスに行った。

この日は私の第二の誕生日というべきだ。

私たちが夢に触れる場所を作ってくれてありがとうございます。全ての女の子が学べるように、このような学校がアフガニスタンの全ての地方の州に作られることを願っている。

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🌟決意と希望の「学校」。当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。https://syncable.biz/campaign/4818 (このクラウドファンディングは完了。活動自体は継続中)

決意を持って行動する現地の仲間たちとともに、引き続き、困難を乗り越え、この活動を進めてまいります。United for Peace.

🍀Dear Friends in Afghanistan. At this critical time, we stand by you. You are not alone. We are All United for PEACE! 🌷

🌟傷ついた心と秘められた希望を持つ都市

この生徒は詩を書いているのだそうです。届いたストーリーもすごく詩的です。感動します。

「今、私はまた学んでいる。また詩を書いている。また夢を見ている。」

アフガニスタンでの厳しい女性教育制限下、「それでも学ぶ」と女性たちが通う、「地下学校」ともいわれる「学校」。大変な決意の下での運営、通学です。当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。

こうした「学校」の生徒から以下のようなストーリーが届きました。下記、ぜひ、ご覧ください。社会は必ずよい方向に変えることができる。United for Peace.

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私はこの都市の少女。かつては夢に満ち、今は沈黙に満ちた都市。この都市の陥落後、少女に学校の門戸が閉ざされると、私にとってすべてが暗転した。本を手に学校へ歩いて行くことも、先生の声を聞くことも、黒板を見ることもできなくなった。私はひとり取り残された‐壊された心とやり残した夢を抱いて。

ある日、私は窓辺に座り、本を手に、都市の遠くを悲しく見つめていた。いつかまた勉強できる日が、また笑顔になれる日が、また生きていると感じる日が来るのだろうか、と。

その日、姉妹がニコニコしながら部屋に入ってきて言った。「近くに**(「学校」の名前)という場所があって、女の子のクラスを開いている!」

私は息をのんだ。信じられなかった。この都市で?この暗闇の中で?まだどこかで光は輝いているのだろうか?

翌日、心は疑いでいっぱいだったが、魂は希望に満ち溢れ、私は「学校」へ向かった。あたたかさと光に満ちた簡素な家に入ると、私は再び生きていると感じた。先生たちは笑顔で私たちを迎えてくれ、級友たちは興奮でいっぱいだった。そして、本。ああ、本。本は、私が深く恋しがっていた言葉で私を包み込んでくれた。

今、私はまた学んでいる。また詩を書いている。また夢を見ている。

この「学校」は私にとって単なる教室ではない。私たちの夢のための家であり、私のような少女たちのシェルターであり、この都市の暗闇でさえも消すことのできなかった光なのだ。

私たちをサポートしてくれてありがとうございます!

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決意と希望の「学校」。当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。https://syncable.biz/campaign/4818 (このクラウドファンディングは完了。活動自体は継続中)

決意を持って行動する現地の仲間たちとともに、引き続き、困難を乗り越え、この活動を進めてまいります。United for Peace!☆

🍀Dear Friends in Afghanistan. At this critical time, we stand by you. You are not alone. We are All United for PEACE! 🌷

🌟「以前、私は武力紛争に関わり、常にトラブルを探し、暴力に手を染めていました」-青少年リハビリに平和教育を!

「以前、私は武力紛争に関わり、常にトラブルを探し、暴力に手を染めていました。このセッションの後、今、私は、平和を推進し、また平和な環境を作るために私の経験を他の人に共有することを誓います。」

下記にご紹介する、パキスタンで行われたピースアクションに参加した青年の言葉です!「紛争解決をこのように考えたことはなかったです。平和的に困難に対処することに、より自信を感じています」とも話してくれています!

自身の過去。苦しめられるトラウマ。変わろうとする自分…

非常に困難な状況ですが、寄り添い、サポートする人たちがいます。そこにある希望。

私たちはみな、よりよく変わろうとする中で、苦しんだ経験があるはずです。遠い世界の話ではなく、今回ご紹介するような現地の青年たちに思いを寄せ、変わろうとする取り組みを応援することはできるはずです。United for Peace!

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🌟薬物依存、犯罪行為や過激集団への関与から回復途上の青年が治療を受けているリハビリセンターの訓練プログラムに平和教育を組み込むよう働きかけるアクションが実施されました!そうした青少年やセンターのスタッフも参加しました!

 

🌟当団体は、パキスタンでは、現地の皆さまとともに、青少年たちが平和を学び合い、何らかのピースアクションを発案・実施する活動を行っており、今回のアクションもその1つです!

🌟貧困、暴力、不安定な状況、教育やポジティブなロールモデルへの容易で公平・公正なアクセスが欠如していることに苦しめられる環境に育ち、センターの多くの青年たちは、犯罪行為や薬物乱用に生き残る手段を見出し、また、安全や帰属、経済的安定の偽りの約束から、過激集団に誘惑される結果になっているといいます。

従来のリハビリモデルは、こうした青年の人生における暴力や不安定さの根本原因に取り組むことなく、依存の治療だけに重点を置いており、平和をつくること、社会的結束を促進することには重点を置いておらず、再び依存に戻ったり、再び犯罪や過激主義者のネットワークに吸収されたりするリスクに極めてさらされるがままにしてしまうのだといいます。そこで、平和教育のセッションを実施し、リハビリへの組み込みを働きかけました!

青年たちには、暴力が人生に与えるインパクト、難しい状況で非暴力による解決を選択することの重要性を認識してもらえるようにしました。ロールプレイや事例研究も行われ、争いごとの解決への実用的なアプローチを探ってもらえるようにしました。過去の争いごとについて深く考え、平和的な他の方法を考えてもらうことを促すものでした。平和教育やリハビリを通じて人生を変えることに成功した人たちの実際の事例も強調されました。

また、参加者の多くは顕著なトラウマに耐えてきており、適切な対処方法がなければ、また元に戻ったり、ネガティブな外部要因に影響されたりするリスクにさらされるままであるため、感情的な対処・回復力の訓練も行いました。

センターのスタッフには、平和教育の原則が既存のリハビリプログラムに確実に取り入れられるよう、特化したトレーニングが行われ、紛争仲裁のベストプラクティス、トラウマの理解に基づいたケア、回復途上の青年といかに信頼を構築するかについてのグループディスカッションなどが行われました。青年たちの長期の変容をサポートするための技術と知識を身に付けてもらうことが目標です。

そして、リハビリの先の将来を描くセッション!青年たちは、個人のそして職業の目標を定め、ありうるキャリアパスを特定し、自身のコミュニティに貢献する一員となる方法を探ることを助けるエクササイズを行いました!議論は、家族や仲間との関係を再構築すること、メンターシップを求めること、地域の平和構築の努力に活発に関わることの重要性を中心に行われました。

そして、青年たちとセンターのスタッフは、平和教育の原則が、将来、自分たちの行動を導き続けることを確実にして、学びを実践していくことを約束!このアクションの実施側の青年たちは、平和構築、紛争解決、社会的結束のセッションをリハビリのカリキュラムに取り入れることを要請!

🌟冒頭に参加者の1人の言葉をご紹介しました。他の参加者は以下のように話しています!

「このセッションは、平和とはただ争いを避けることについてではないことを理解するのを助けてくれました。平和とは自分たち自身に、他の人たちに、いかに接するかについてなのです。以前はドラッグに手を出していました。今は自分の態度に忍耐と寛容さを取り入れ、以前に関わっていたネガティブな付き合いを避ける必要があることに気づきました。」

リハビリセンターの関係者は以下のように話しています!

「これらの洞察は、長期的な行動変容に重点を置いたリハビリプログラムを形成するのに役立つでしょう。」

「若者が再び破壊的な習慣に陥らないことを確実にするにあたり、平和教育がいかに決定的なものか、今、理解しています。」

「この取り組みは、私に、平和教育を、そして、それをリハビリセンターの訓練プログラムに組み込むことが、いかに青年に希望感と方向性を育み、同時に、長期的なインパクトを作るリハビリスタッフの能力を強化するかを教えてくれることになりました。」

平和をつくる人たちがいる。そこにある希望。United for Peace!

🍀Dear Friends in Pakistan. You are HOPE, building your own communities & peace. You are not alone. We are All United for PEACE!🌸

 

🌟語られる悲痛な話に皆が心を揺さぶられた…過酷な紛争と暴力の現実…

🌟アフガニスタン難民の女性たちが過酷な紛争と暴力の現実を語る。パキスタンの女性たちに共有。語られるその過酷な経験から、紛争と暴力の破滅的な影響を知り、平和をつくるために、青年たちが実施した活動です。何と酷い現実。平和がつくられなければならない。必ず。

🌟ある女性は、女性たちがいかにその権利を奪われたかを語った。教育、就労、医療保健へのアクセス… そして、娘の学校通学を許しているという理由で、夫がどのように目の前で殺害されたかを、涙ながらに語った。

🌟また別の女性が自身の経験を語った。その女性の話は非常に悲痛なもので、皆が静かに座り、目に涙をためた。

「それはカブール陥落のほんの数週間前のことでした。私たちの村で激しい銃撃がありました。戦闘が行われ、弾丸が私たちの周り一面に降り注ぎました。子どもたちと私は恐怖におののき、家の隅に身を合い寄せました。そして、どこからともなく、流れ弾が一番下の子どもにあたりました。」

銃撃の間、いかに負傷した子どもを抱えて最寄りの病院に走って行ったかを語り、続けるうちに、女性の声はかすれ声になった。

しかし、その道中は危険に満ちていた。「夫は爆発物の爆発で1年前にすでに亡くなっていました。家に男性はいませんし、女性は男性の付き添いなしに家を出ることを禁じられていました。しかし、選択肢はありませんでした。子どもの命がかかっていました。銃撃はやみませんでした。通りを走り抜けているとき、また別の弾丸が長男の足にあたりました。何とか病院にたどり着くことを祈りながら、進み続けました。しかし、たどり着く前に、一番下の子どもは私の腕の中で亡くなりました。」

「その日の後、私たちはアフガニスタンにはいられないと分かりました。全てを残してきました。家、持ち物… そしてほかの2人の息子とともにパキスタンに逃れました。この地域に落ち着くまでは難民キャンプにいました。今、私は生活のために服の裁縫をし、息子たちは市場で野菜を売っています。」

女性の声は和らいだが、痛みはまだ激しいものだった。「小さな息子が毎日恋しいです。他の息子たちを見て、この息子たちが生きていることに感謝を感じています。でも、あの日の記憶が私につきまとうのです。いかなる母親も意味のない戦争で撃たれた弾丸が理由で、子どもを埋葬することがあってはなりません。」

🌟また別の女性は、息子を亡くした後に家族が直面した想像を絶する苦しみを語った。

🌟語られる悲痛な話に皆が心を揺さぶられた。パキスタンの女性たちも、アフガニスタンの隣人たちが耐えた残虐なことと苦痛を聞き、涙を流した。

🌟連帯の力強い瞬間が現れた。1人のパキスタンの女性が立ち上がり、銃撃で息子を失ったアフガニスタンの女性を抱きしめ、こういったのだ。「あなたは1人じゃない。私を姉妹と思って。この地域で私たちはいつもあなたのそばにいる。」

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🌟パキスタンでは、青年たちが平和を学び合い、何らかのピースアクションを発案・実施する活動を行っており、今回のアクションもその1つです。

アフガニスタン難民女性側のこうした経験を受け入れのパキスタン側が深く理解できていないことも多いといいます。両国のコミュニティの間に緊張状態や対立が起こることもあります。そうした中でのこのアクション。参加者に深い共感と連帯をもたらしました。両国の人びととも紛争と暴力に苦しんでいます。ともに平和を!United for Peace!

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🌟絶望が影を落とす…しかし、心の深くには、学びたい強い思いがまだ生きていた。

廃墟を見て壊れた心。学校は閉鎖。絶望が影を落とす…しかし、心の深くには、学びたい強い思いがまだ生きていた。アフガニスタンでの厳しい女性教育制限下、「地下学校」ともいわれる「学校」に通う生徒のストーリー。涙…そして希望。

🌟私たちの生活は平穏で、姉妹と私は、ワクワクしながら、熱意をもって、学校に通っていました。しかし、この平和は(この国の激変時、住んでいる地域が攻撃された時)打ち砕かれました。

ある夜、私たちが家にいると、外で銃声と叫び声が聞こえました。父は私たちに、静かにしたまま、音を立てないでくれと言いました。突然、私たちの家が狙われ、火が出ました。母は、煙と炎をくぐって私たちを外に連れ出すとき、泣いていました。その夜、着の身着のまま、家から逃げ出しました。

別の都市まで旅しました。旅は危険で、銃声や攻撃の音を絶えず聞きました。旅は数日かかり、大きな困難を伴ってその都市にたどり着きました。私たちは、数ヶ月間そこに滞在しましたが、決して心安らかに感じることはできませんでした。私たちは、家も学校も友だちも、心から恋しく思いました。

2、3ヵ月後、状況が少し落ち着いたとき、私たちは自分たちの地域に戻ることを決めました。しかし、家に着いたとき、廃墟を見て、私たちの心は壊れました。学校は閉鎖され、教育を受け続ける望みはありませんでした。姉妹と私は深い悲しみに暮れ、どうすべきか分かりませんでした。

2年間、私たちは教育を受けることはできませんでした。人生で最も暗い日々でした。絶望が家族にも私にも影を落としましたが、心の深くには、学びたい強い思いがまだ生きていました。

ある日、隣人の1人を通して、ある「学校」について聞きました。女の子のために無償の教育を提供しているというのです。このことを父に話したとき、父は最初、「我々はまた自身を危険にさらすべきではない」と言って拒否しました。しかし、母と兄弟が私をサポートし、父を説得してくれました。

入学した日、人生が再び私に微笑んでいるように感じました。私は数学と英語のクラスに入り、再び希望を見出しました。

私たちのためにこの機会を与えてくださった皆さまに深く感謝しています。そして、いつの日か、すべてのアフガニスタンの女の子が、遮るものなく、勉強できることを願っています。

🌟アフガニスタンにおける厳しい女性教育制限下の「女性たちの学校」。「地下学校」などといわれることもあります。大変な決意の下での運営、通学です。当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。https://syncable.biz/campaign/4818 (このクラウドファンディングは完了。活動自体は継続中)

決意を持って行動する現地の仲間たちとともに、引き続き、困難を乗り越え、この活動を進めてまいります。United for Peace.

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🌟打ち明けられた大きな秘密…生徒の涙の理由

🌟その生徒の父親は当局のメンバーでした。生徒の涙の理由とは。1人の生徒の驚くべきストーリー。

アフガニスタンでの厳しい女性教育制限下、「それでも学ぶ」と女性たちが通う、「地下学校」ともいわれる「学校」。こうした「学校」の生徒のストーリー。生徒の言葉が心に響きます。下記、ぜひ、ご覧ください。社会は必ずよい方向に変えることができる。

🌟打ち明けられた大きな秘密…生徒の涙の理由

ある日、私たちは生徒の中に、学校と家の間で、ヒジャブを身に付けているのに、ブルカも身に付ける生徒がいることを知らされ、この生徒を探しました。私(この活動の責任者)はこの生徒をプライベートに招き、話し合いを持ちました。最初、生徒はとても怖がり、何も言いたがりませんでした。

私とこの生徒との長い話し合いの後、生徒は大きな秘密を打ち明けました。
生徒の父親は当局のメンバーで、父親は娘に教育を受けさせることを望んでいるというのです。

私は尋ねました。「もしあなたのお父さんが教育を受けた娘を持ちたいのであれば、他のお父さんたちもそのように望みます。けれども、なぜあなたのお父さんのグループは少女たちが教育を受け続けるのを許さないのですか。」

生徒は言いました。「先生、私たちは恥だと思っています。父は全てを分かっています。けれども、指導者たちが父の言うことを聞きませんでした。もし父が彼らのもとから飛び出せば、彼らは父を殺すでしょう。私たちには何の選択肢もないのです。でも、父の名にかかわらず、私は一人の少女です。一人の人間です。私にレッスンを続けるのを許してください。学校の扉を私に閉じないでください。」

生徒はひどく泣いていました。生徒は言いました。「今、クラスメートは私の父について知るでしょう。だから、この後、誰も私と話をしないでしょう。
先生は私を無視するでしょう。でも、私は父の責任を負っていません。私はこの男性を自分の父として選んでいません。私を父のように見ないでください。」

話し合いの後、私は生徒に、この学校の誰もあなたやお父さんのことについて知ることはなく、あなたはレッスンを続けることができます、と約束しました。
生徒は泣き止み、私を抱きしめ、医師になって少女や女性たちに尽くしますと約束しました。

🌟涙…そして希望。

アフガニスタンにおける厳しい女性教育制限下の「女性たちの学校」。「地下学校」などといわれることもあります。大変な決意の下での運営、通学です。当団体ではこうした「学校」に連帯し、サポートする活動を行っています。
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決意を持って行動する現地の仲間たちとともに、引き続き、困難を乗り越え、この活動を進めてまいります。United for Peace.

🌟青年も参加する地域の争い解決の場をつくる!

🌟パキスタンの青年たちのピースアクション!このテーマは非常に深く、これに取り組む青年たちはすごい!

🌟「ジルガ」…パキスタン、アフガニスタンにまたがって住み暮らすシュトゥンの人びとの伝統的な紛争解決の場。地域の伝統的な価値観の反映し、パシュトゥン社会における結束や地域のしなやかな強さを象徴しているともいわれます。

武装勢力はジルガのメンバーを政府の支持者や便宜提供者とみなし標的にしてきたといいます。ジルガのメンバーである地域の影響力ある人たちが武装勢力やその活動への大きなバリアーとなり、ジルガの抵抗が、地域社会を過激主義に対して結集させ、それゆえに、武装勢力は自身のイデオロギーや活動を進めるために、真っ先にジルガを標的にするのだといいます。

🌟一方で、ジルガは長老たち、長老たち、年配の男性に率いられ、また、その決定の中には、人権、女性の権利の深刻な侵害の事例もあるとの批判もあります。

ジルガのシステムで無視されることが若者のフラストレーションの一因となり、武装勢力への参加につながったともいわれます。長老たちから退けられ、軽視されていると感じ、武装集団に加わった若者もおり、伝統的構造に欠けていると感じていた力や認められる感覚を得たのだといいます。この関与によって、こうした若者たちは、かつて自分たちの声を無視した同じ長老たちに挑戦することができるようになり、同様に、長老たちの決定に反対する者もおり、地域の長老たちに復讐する機会だと考えたといいます。

🌟こうした背景のもと、ジルガのシステムは発展すべきであり、現代の人権の概念を取り入れ、女性を含み、現代の要請に従って進化すべきだと考えた若者たちもいるとのこと!

🌟そして今回のピースアクション!パキスタンでは、青年たちが平和を学び合い、何らかのピースアクションを発案・実施する活動を行っており、今回のアクションもその1つです!

ジルガは長老たちに率いられ、新しい世代がそれを行使、認識しない一方、より年配の世代はそれを執行し、決定に従うといいます。この状況は青年たちの間に長老たちの決定に対する反抗的な精神ももたらしているといいます。青年たちはジルガでの意思決定過程の一部になっていないと感じているのだそうです。

そこで、長老と青年がともに役割を果たす紛争解決の場を設立するための話し合いを実施!運営側の青年リーダーは、自身の平和の学びの経験を語り、この学びが、個人的な、また地域での争い解決に新しい展望を与えてくれた、と話しました!そして、今回のアクションで作ろうとする若者と年長者による紛争解決の場の決定的な必要性について語りました。紛争は社会全体を飲み込んでしまうのであり、こうした場はすべての家庭にとって関連するものであると強調!

そして、そうした場のモデルを作り上げるグループワークを行ったとのこと!グループには若者と年長者を同じような割合で含むようにしたとのこと!すごい!

平和をつくる人たちがいる。そこにある希望。United for Peace!

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🌟地域の宗教指導者との平和についての話し合い!

🌟ここはパキスタン。紛争、暴力、過激主義、他者や他宗教/宗派の排斥もあり、人びとは苦しんでいます。

そうした難しい状況の中、宗教指導者の皆さんの大きな力で平和を!と、青年たちがピースアクションを実施!すごい!一方で、議論からは、様ざまな難しい問題も提起されています。

◎宗教指導者は地域の価値や姿勢を形づくるにあたって顕著な影響力を持っています。宗教指導者は多くの場合、その教えにおいて宗教的な論題に集中しますが、その範囲を広げ、他の社会的関心事、特に平和教育に関わるものを含めてもらうため、話し合いを行ったとのこと!様ざまなモスクから宗教指導者を招いて実施!

◎実施した青年たちは、平和を学び合う活動で自身が変わった経験を共有!会場のモスクの宗教指導者からは、イスラムの教えや史実が引かれ、平和教育、紛争解決、宗教/宗派間協調に関する論題が探求されました!

◎一方で、参加者からは、平和教育を、外部の影響、西欧の概念、NGOと結び付ける意見も。そして、平和教育という西欧の概念は、自分たちの信仰を覆し、社会に分断を促す試みに過ぎないという意見、また、NGOは平和の提唱を公言するが、その取り組みがどのように他の地域で不安定な状況を引き起こし、道徳的価値観を低下させ、文化的遺産を衰退させる結果になっているかを見てきたといった意見も。

◎他方、これまでは平和促進にあたっての宗教指導者としての私たちの役割がどれだけ重要か認識しなかった、本日話されたようなメッセージを金曜日の説教に反映することに取り組む、イスラムとつながっている価値を促進するにあたってのNGOのポジティブな役割を示すことは大変重要だ、といった意見も。

パキスタンでは、青年たちが平和を学び合い、何らかのピースアクションを発案・実施する活動を行っており、今回のアクションもその1つです!平和をつくる人たちがいる。そこにある希望。United for Peace!

🍀Dear Friends in Pakistan. You are HOPE, building your own communities & peace. You are not alone. We are All United for PEACE!🌸