ユースピース・アクション8回目は宗教・宗派間の調和を目指すセッションです!
コミュニティ内の異なる宗教・宗派同士が対立せず、平和のために調和するために、特に若者ができることについて話し合いました。今回の青年グループは、寛容こそ、まさに今求められているものであり、この集まりがムスリムとマイノリティの青年たちに変化を与え、場をともにし、平和と寛容を促進するための道を見いだすことができるようになると述べました。
まずグループメンバーは地域のコミュニティからの参加者の人々に感謝をのべ、セッションに入りました。
メンバーの一人からは憲法におけるマイノリティの権利と、多数者側や国家の役割について話がありました。ニュージーランドでのムスリムへの攻撃・殺害事件、スリランカでのキリスト教徒への攻撃・殺害事件が取り上げられ、これらによって異なる宗教間での誤解がつくりだされようとした、という指摘もなされました。そしてそうはならないために、警戒心を持ち、寛容な心を持って行動することの必要性が提案されました。
そしてさらに、様々な宗教・宗派が調和することは、パキスタンに“長期的な平和と安定”をもたらすために必要不可欠であり、安定、平和、発展の基礎である、お互いを兄弟姉妹のように思いやるような文化を確かなものにすると述べられました。
セッションの最後には、青年グループのメンバー自身が、ペシャワールの様々な地域にあるコミュニティでも、宗教・宗派間のネットワークを発展させていく、と強調しました。地域全体で宗教・宗派間対話を行うという大きな目標を掲げました!