今回のユース・ピースアクションはイスラムにおける女性の権利についてのセッションです!
(参加女性の写真の掲載ができません。現地(上)と日本(下)、花の写真で連帯します!)
今回の企画は女性のみのユースグループによるもので、イスラムによれば女性は権利を与えられているのか、どのような権利が与えられているのかなどについて議論が行われました
参加した女性たちが、自身の考えや日常生活のなかでの経験などを共有できるようにしました。参加者たちは、意見が交換できるこうした集いの場ができたことを喜んでいました!
以下の要点が話し合われました。
- イスラムによって女性に与えられている権利
- 社会の中で権利を得るにあたっての問題
- 権利を得るために何ができるのか
参加者の女性たちはまず、イスラムでは、全ての権利が男性と同様に女性にも与えられていることを確認しました。例えば、女性も父親の財産の相続権があり、教育を受ける権利があります。イスラムの教え「ハディス」(Hadith)にも、女性も男性も教育を受ける義務があるとされています。
一方で、周囲の多くの女性たちはそういったことを知らない点が指摘されました。それは、周囲の環境が女性が教育を受けることを許さず、また、男性たちも自分たちの娘や姉妹を学校に通わせたくないと考えているからです。女性には父親の財産の相続権が与えられるべきでないと考える人々もいます。参加者は、こうした状況は、女性たちが教育されてないこと、権利に気づいていないことよると話し合いました。
そして、教育がポジティブな変化をもたらすための最善の解決策であるという点に、皆、同意しました。
参加者の女性たちは、教育は自信をもたらすものであり、教育を受けて初めて自分の権利について話すことができる、そして社会が実際には今、女性たちに与えていない権利を適切に得ることができると考えました。女性たちが教育を受ければ、イスラムによって与えられた権利に気づくことができ、誰もその権利を奪おうとはしないのです。
参加者の女性たちは、社会の中で自身の問題を伝えるのは大変難しいことだが、今回の機会で、全ての社会の問題を適切に話し合えるようになったと話してくれました!