皆さん、こんにちは!「平和村ユナイテッド」です!
女性の権利制限が次々となされるアフガニスタン。制限違反とされた人たち、また制限に抗議する人たちやその家族・親せきになされる勾留や激しい暴力などの報告もあります。女性教育はまず、中等教育が、そして高等教育も無期限停止となってしまいました。それでも学びたいという女性たちが通う「学校」があります。「地下学校」「秘密学校」「隠れ学校」などともいわれます。こうした「学校」に連帯し、サポートを行う活動を実施いたします!ぜひ、皆さまからのお力添えにて、「学校」へのユナイト!をお願いいたします!
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🌟活動の背景・必要性:
- 2021年8月、タリバンがアフガニスタンの実権を握って以降、女性の教育、就労、移動、服装などの権利制限が次々となされ、制限違反とされた人たち、また制限に抗議する人たちやその家族・親せきになされる勾留や激しい暴力などの報告もあります。女性教育はまず、中等教育が、そして高等教育も無期限停止となってしまいました。これら自体が権利侵害ですが、女性たちやその家族・親戚、さらに社会全体にも、精神・身体的な影響、時には生命にかかわる危機、経済的な苦境や危機、怒り、悲しみ、絶望感、不満、不安、疲弊をもたらしており、社会状況を極めて不安定で脆弱なものにしています。今この状況を変えていかなければ、社会そのものが危機的な状況に至る懸念すらあります。
- 教育に関していえば、教育の機会を奪われた女性たちの絶望感は深く、また、将来的な社会・経済参画の機会も奪っています。しかし、そうした権利制限の中でも私は学ぶという女性たちは多く、こうした女性たちが通う、民間の「学校」が運営されています。「地下学校」「秘密学校」「隠れ学校」などともいわれます。女性の教員や運営に関わる人たちの雇用や拠り所にもつながっています。
- 厳しい監視や規制の中、活動停止や関係者の身の危険にも及びかねない活動であり、そうならないよう、目立たたない、また身の安全を確保するための様ざまな措置がとられ、運営されています。
- 厳しい権利制限、監視、規制下での運営、通学。大変な決意です。そして、女性たち、社会にとって、こうした場が存在することは、大きな希望です。
- そしてこれは、現状を変革し、権利や多様性の保障を通じて平和をつくる活動ともなっています!
- 今回、当団体では、こうした「学校」に連帯し、サポートを行う活動を実施します!
🌟活動内容‐以下のように学校を運営します:
◎参加者・場所・期間・実施主体
- 参加者:女性教育制限によって教育の機会を奪われている女性たち。日本の中高生の年代が中心だが、もともと教育の機会を持てていなかった女性たちも多く、他の年齢層も参加予定。
- 場所:アフガニスタン都市部の地域
- 期間:女性教育制限が近い将来に完全に解除されるには困難も予想され、継続した活動となる予定だが、仮の初期予定として、2023年10月-2024年3月の6か月間(現地状況や資金状況にも応じ、随時、変更可能性あり)。その後、状況に応じて、継続していく。
- 実施主体:現地パートナー団体と「平和村ユナイテッド」
現地パートナー団体:2021年10月に、団体代表の女性が私財を投げうって、女性たちの「学校」を開く。現在、複数の「学校」を運営。本活動での「学校」はそのうちの1つ。
◎運営内容詳細:
- 科目・クラス:「コーラン」(同じ内容を同日の別時間帯に別生徒で2クラス)、「数学」(同2クラス)の学習後に「大学入試準備」(同4クラス:2クラスの数学学習者に加えて2クラスの新規生徒)、「英語」(同3クラス)、「識字」(1クラス)の5科目を、計10クラスにて学ぶ(科目追加など変更可能性あり)。なお、女性の大学教育も、現在、無期限停止となっているが、女性たちは将来を信じ、希望を持って学んでいる。
- 生徒数:各クラス約20-30人(科目ごとに数は違う)×10クラス=約200-300人。
- 通学日・期間:週6日通学。それが6か月間続いて卒業。(その後、新しい生徒を受け入れて次の6か月間が開始。)
- 教員:科目ごとに5人。(数学教員と大学入試準備教員は別)
- 運営関係者:4人(現地パートナー団体代表、学校責任者、運営調整者、警備員)。
🌟生徒・教員・パートナー団体代表の声
<生徒>
- 女の子は皆、気持ちが落ち込んでいました。学校に来れないのです。この学校は、勉強を続けることができること、なりたいものになれること、学んで家族を助けることができることを示してくれました。自分や人びとの権利を守りたいので、法律家になりたかったです。人びとには、特に女性たちには法律がないのです。働くことも、どこに行くことも、なりたいものになることもできないのです。しかし今、法律家になることはできません。医者になろうと決心しました。人びとに尽くすのです。
- 精神科の医者になりたいと思っています。人びとは、特に女性たちは、ひどく抑うつ状態にあります。人びと、特に女性たちを助けたるために働きたいのです。
- 全ての人が、全ての男性、全ての女性が、教育を受けるべきです。将来は、パイロットになりたいです。
- 友だちによい学校があると教えてもらい、来ました。医者になることが夢です。
- 今は将来に希望を持っています。将来は衣服のビジネスをしたいです。
- 政府が私の目の前でこの学校を閉鎖しないことを願っています。将来は政治家になりたいです。
- ここが将来閉鎖されないことを願っています。よいジャーナリストになりたいです。ここで勉強を続ければ成功すると信じています。
<教員>
- 他の女性たちが学んで、他の人に教えられるようになるまで、教えたいと思っています。
- 目の前で学校が禁止された女の子たちを助けると決めました。彼女たちはとても心配して、落ち込んで、この後何が起こるのかと泣いてすらいます。この学校は幸せになる理由です。通常の学校が禁止されていても、私たちの授業を続けることを願っています。
<パートナー団体代表>
- 女の子が学校に行けることがアナウンスされ、しかし1日で禁止されたとき、多くの女の子たちが家に戻ってきていました。泣いていました。このことを考えると、とても気持ちが落ち込み、あるいは、混乱しました。それでこの活動を続けています。
(※ 生徒は当活動の学校を含むパートナー団体が運営する複数の学校から。先生は当活動の学校から)
🌟ご寄付の目標額:130万円(活動の約6か月分相当)
🌟ご寄付の使途:現地教員・運営関係者給与、学校施設賃料、文房具、飲料費(水)、日本側運営費(人件費、現地送金手数料含む)など。
🌟経費の例:約15,000円で、教員1名1か月分の給与を提供できます!
🌟領収書について:領収書ご希望をご選択いただいた方には、原則、データのメール添付にてご送付いたします。紙の領収書がご必要な方は、ご寄付から1週間以内に、こちらの連絡先までご連絡ください。こちら→ info@pv-u.org
🌟注記:
- 本掲載内容は、現地治安・政治状況、安全管理、内容の見直しなどにも応じ、随時、変更の可能性があります。現地は極めて流動的な状況にあります。
- 現地状況を受けて、日本側の実務でも、通常の活動より多くの業務が求められる可能性があり、上記予算内での計上額よりもかなり多くなる可能性もあります。
- 目標額を上回った場合、また、経費削減が可能になった場合には、参加者・実施期間・場所のさらなる拡大や活動内容のさらなる充実、為替・物価状況などへの対応、同国でのほか平和活動(こちら→https://pv-u.org/activity/ )の経費に充当。当初の目標達成後、随時、新たな目標額に更新予定。
🌟アフガニスタン緊急:「女性たちの学校」にユナイト!-女性教育制限下の「学校」という決意、希望-
現地の厳しい状況下、この活動を行うのは大変な決意です。そして、女性たち、社会にとって、こうした場が存在することは、大きな希望です。そしてこれは、現状を変革し、権利や多様性の保障を通じて平和をつくる活動ともなっています。この活動の実施には、皆さまのお力が必要です。どうぞよろしくお願い申し上げます!
🌟クラウドファンディング実施中!こちらっ!