🌟「以前、私は武力紛争に関わり、常にトラブルを探し、暴力に手を染めていました」-青少年リハビリに平和教育を!

「以前、私は武力紛争に関わり、常にトラブルを探し、暴力に手を染めていました。このセッションの後、今、私は、平和を推進し、また平和な環境を作るために私の経験を他の人に共有することを誓います。」

下記にご紹介する、パキスタンで行われたピースアクションに参加した青年の言葉です!「紛争解決をこのように考えたことはなかったです。平和的に困難に対処することに、より自信を感じています」とも話してくれています!

自身の過去。苦しめられるトラウマ。変わろうとする自分…

非常に困難な状況ですが、寄り添い、サポートする人たちがいます。そこにある希望。

私たちはみな、よりよく変わろうとする中で、苦しんだ経験があるはずです。遠い世界の話ではなく、今回ご紹介するような現地の青年たちに思いを寄せ、変わろうとする取り組みを応援することはできるはずです。United for Peace!

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🌟薬物依存、犯罪行為や過激集団への関与から回復途上の青年が治療を受けているリハビリセンターの訓練プログラムに平和教育を組み込むよう働きかけるアクションが実施されました!そうした青少年やセンターのスタッフも参加しました!

 

🌟当団体は、パキスタンでは、現地の皆さまとともに、青少年たちが平和を学び合い、何らかのピースアクションを発案・実施する活動を行っており、今回のアクションもその1つです!

🌟貧困、暴力、不安定な状況、教育やポジティブなロールモデルへの容易で公平・公正なアクセスが欠如していることに苦しめられる環境に育ち、センターの多くの青年たちは、犯罪行為や薬物乱用に生き残る手段を見出し、また、安全や帰属、経済的安定の偽りの約束から、過激集団に誘惑される結果になっているといいます。

従来のリハビリモデルは、こうした青年の人生における暴力や不安定さの根本原因に取り組むことなく、依存の治療だけに重点を置いており、平和をつくること、社会的結束を促進することには重点を置いておらず、再び依存に戻ったり、再び犯罪や過激主義者のネットワークに吸収されたりするリスクに極めてさらされるがままにしてしまうのだといいます。そこで、平和教育のセッションを実施し、リハビリへの組み込みを働きかけました!

青年たちには、暴力が人生に与えるインパクト、難しい状況で非暴力による解決を選択することの重要性を認識してもらえるようにしました。ロールプレイや事例研究も行われ、争いごとの解決への実用的なアプローチを探ってもらえるようにしました。過去の争いごとについて深く考え、平和的な他の方法を考えてもらうことを促すものでした。平和教育やリハビリを通じて人生を変えることに成功した人たちの実際の事例も強調されました。

また、参加者の多くは顕著なトラウマに耐えてきており、適切な対処方法がなければ、また元に戻ったり、ネガティブな外部要因に影響されたりするリスクにさらされるままであるため、感情的な対処・回復力の訓練も行いました。

センターのスタッフには、平和教育の原則が既存のリハビリプログラムに確実に取り入れられるよう、特化したトレーニングが行われ、紛争仲裁のベストプラクティス、トラウマの理解に基づいたケア、回復途上の青年といかに信頼を構築するかについてのグループディスカッションなどが行われました。青年たちの長期の変容をサポートするための技術と知識を身に付けてもらうことが目標です。

そして、リハビリの先の将来を描くセッション!青年たちは、個人のそして職業の目標を定め、ありうるキャリアパスを特定し、自身のコミュニティに貢献する一員となる方法を探ることを助けるエクササイズを行いました!議論は、家族や仲間との関係を再構築すること、メンターシップを求めること、地域の平和構築の努力に活発に関わることの重要性を中心に行われました。

そして、青年たちとセンターのスタッフは、平和教育の原則が、将来、自分たちの行動を導き続けることを確実にして、学びを実践していくことを約束!このアクションの実施側の青年たちは、平和構築、紛争解決、社会的結束のセッションをリハビリのカリキュラムに取り入れることを要請!

🌟冒頭に参加者の1人の言葉をご紹介しました。他の参加者は以下のように話しています!

「このセッションは、平和とはただ争いを避けることについてではないことを理解するのを助けてくれました。平和とは自分たち自身に、他の人たちに、いかに接するかについてなのです。以前はドラッグに手を出していました。今は自分の態度に忍耐と寛容さを取り入れ、以前に関わっていたネガティブな付き合いを避ける必要があることに気づきました。」

リハビリセンターの関係者は以下のように話しています!

「これらの洞察は、長期的な行動変容に重点を置いたリハビリプログラムを形成するのに役立つでしょう。」

「若者が再び破壊的な習慣に陥らないことを確実にするにあたり、平和教育がいかに決定的なものか、今、理解しています。」

「この取り組みは、私に、平和教育を、そして、それをリハビリセンターの訓練プログラムに組み込むことが、いかに青年に希望感と方向性を育み、同時に、長期的なインパクトを作るリハビリスタッフの能力を強化するかを教えてくれることになりました。」

平和をつくる人たちがいる。そこにある希望。United for Peace!

🍀Dear Friends in Pakistan. You are HOPE, building your own communities & peace. You are not alone. We are All United for PEACE!🌸