◎ジャヴィド(仮名)は6歳。お父さんは店主でした。そこで日々の仕事をし、家族を養っていました。あるとき、ある武装したグループがお店に来て、氷を求めました。断食月ラマダンのことでした。お父さんは、氷はちょうどなくなったところで、隣のお店で探せるかもしれませんと答えました。しかし、探し回りましたが、見つかりませんでした。この人たちは怒り、お父さんを撃ち始めました。お父さんはその場で亡くなりました。家族は困難な状況で暮らしています。大家族に食べ物を持ってきてくれる人はいません。ジャヴィドはピースセンターに通っており、お母さんとほか7人の家族はこの活動で配布される食料費で支えられています。
◎ザビ(仮名):この地域には自分のような遺児がたくさんいる。ここにいる人たちはお互いに戦いにからめられていたからだ。自分たちの問題やジレンマのすべては戦いのせいだ。自分たちのお父さんを奪い、自分たちを戦争遺児にして、貧しさに影響を与え、土地を破壊したのは戦争だったのだ。誰が戦争に関わっていたか、決して忘れない。どうしてお父さんを殺したのか、自分は聞くことはできないかもしれないけれど、なぜ理由もなく殺したのかと、アッラーが聞いてくださると信じている。
◎何という過酷な経験でしょうか。不条理、不正義、戦争…決してあってはならない。
◎「アフガニスタン緊急‐戦闘で親を亡くした子どもたちに平和を!」として実施した緊急活動に参加した子どもたちは、様ざまな主体・勢力の戦闘員・構成員や一般市民の父親を戦闘で亡くした子どもたち、この2人のような過酷な経験をした子どもたちです。
⭐この緊急活動では、子どもたちに寄り添い、食料費配布、そして平和教育、一般教育、精神的なサポートなどを行う「ピースセンター」の運営を実施いたしました。
⭐厳しい現実ですが、平和のために取り組む多くの人たちがいます。みな、一人ではありません。センターの先生たち、現地パートナー団体のスタッフ、関わる地域の人たち、関係者はみな、子どもたちに寄り添おうと、行動しています。
💐この緊急活動は、極めて厳しい状況、極めて多くの困難がある中、多くの皆さまのお力によって実施され、4月末をもって完了いたしました。お寄り添いいただき、お力添え、「ユナイト!」をいただきました皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。随時、活動のご報告をさせていただけましたらと思っております。
現地状況は、依然、厳しく、お力もいただき、引き続き、現地の仲間たち、子どもたちとともに、平和のための活動を進めてまいります。ユナイト!⭐
⭐このアクションについてはこちら!(本クラウドファンディングは完了)
🍀Dear Friends in Afghanistan. At this critical time, we stand by you. You are not alone. We are All United for PEACE! 🌷