🌟現地の青年たちが、総選挙(2024年2月実施)を前にし、イスラムの教え、憲法、「パキスタンのメッセージ」を通じて、基本的権利、平和、共生、民主主義、過激主義を認めないことを学び、議論!「パキスタンのメッセージ」は、過激主義を認めないことを含む、1,800人を超えるイスラム学者による統一見解を提示した文書です。行われた議論は、とてもリアルで深刻。そして感動的です。
🌟パキスタンで行われたこの総選挙では、多くの事件が起こり、多数の人が死傷する事態にもなってしまいました。その現実。一方で、まさにこのような事態を防ぐ、なくそうとして、平和の取り組みを行った青年たちがいるのです。
🌟治安の悪化に加え、元首相の逮捕、それをめぐっての対立、衝突、事件。そして、総選挙。元首相は有罪判決で立候補できない。対立は深まる。また、経済悪化、債務不履行の懸念、大洪水の影響なども。深刻な状況が続いてきました。こうした状況を改善していかなければ、政府や政治、社会への反発や絶望などからも、さらなる混乱、暴力、過激主義をもたらしかねない…こうした状況下、総選挙を前にし、青年たちが冒頭にご紹介の学びと議論!ゲストスピーカーによる説明や参加者との質疑応答などが行われました!
🌟質疑応答では次のような話がなされました。
◎マイノリティの権利を保障すべき。宗教に関わりなく権利を尊重すべき。
◎暴力や安全でない状態という現実と国への忠誠との折り合いをどうつけるのか。→忠誠というのはただ政府を支持するのではなく、国がよって立つ考えにコミットすることである。
◎「パキスタンのメッセージ」の推進において国がしなくてはいけないことは。もっとすべきでは。→政府によるプログラムは重要だが、本当の変化は地域レベルで始まるものであり、皆が「パキスタンのメッセージ」にある信念に沿って日々の生活を送るべきである。
◎多くの不正や汚職があるときに選挙プロセスを信頼できない→民主主義はプロセスであり、完璧ではないが、指導者たちにその行動への責任を取らせる発言の機会や方法をくれるもので、選挙プロセスに参加し、公開性や責任を迫ることで政治システムを改善できる。
🌟参加者にはこうした学びをまわりに広げていくように伝えられました。今回のアクションで「チェンジ・エージェント」になるために必要な情報と技術を提供、とのこと!
🌟パキスタンでは、青年たちが平和を学び合い、何らかのピースアクションを発案・実施する活動を行っており、今回のアクションもその1つです!平和をつくる人たちがいる。そこにある希望。United for Peace!
🍀Dear Friends in Pakistan. You are HOPE, building your own communities & peace. You are not alone. We are All United for PEACE!🌸