⭐「パキスタン洪水・緊急:宗派間協力によって救援・平和に取り組む!」緊急クラファン!にいただいた6つの応援メッセージ!ご紹介いたします!
緊急クラファンは完了いたしました!応援、本当にありがとうございました!
🌟Part 1:応援隊長の巻~加藤真希
平和村ユナイテッドのメンバーの加藤真希です!
私がこの団体に関わるきっかけとなったのは、前職の日本国際ボランティアセンター(JVC)での経験が大きく関係しています。JVCでアフガニスタン事業の担当を8年あまり経験し、アフガニスタンへの思い、そしてその文化や人々の考え方について、もっと深く理解したいという気持ちがぐんぐん大きくなりました。『平和』という言葉ひとつにも、様々な解釈が存在し、また、紛争の種が日常生活のあらゆる場面に散らばっていることも、感じてきました。現地に行きたい思いは募りましたが、特に安全面のハードルは高いままでした。
ならば、と次に思い浮かんだのは隣国のパキスタンでした。パキスタンには最も多くのアフガン難民が暮らしており、両国のつながりは濃く、切っても切れないものだと思います。私は、この2つの国の国境をまたいで居住しているパシュトゥン民族の言葉や、この地域で研究・実践されている平和学を勉強したいと思い、長く悩んだ末に退職し、パキスタンの大学に留学を試みました。
(パキスタンの書店でパシュトゥ語教材を探しました)
しかしその準備の真っただ中に、みるみるうちに新型コロナウイルスの感染拡大が進み、大学は閉鎖されたり、オンライン授業に切り替わったり、渡航制限が出たりと、留学は難しい状況になってしまいました。それでもパキスタン行きを諦めきれなかったので、大学留学ではなくてホームステイと平和村ユナイテッドの活動への一部参加という形で、パキスタン渡航を実現させたのです。
そんな経緯で昨年の春先にパキスタンに短期滞在したわけですが、そこでの生活は『ホスピタリティ』に溢れていました。イスラマバードに住む現地の家族にお世話になり、毎日一緒に暮らしながら同じものを食べ、子どもたちと遊び、親せきづきあい・近所づきあいなども興味深く見せていただき、イスラム教のことをたくさん語ってもらい、・・・パキスタンでの暮らしの一部をほんの少し、体験することができました。
また、平和村ユナイテッドのパキスタンの現地パートナー(SPADO)とともに行っている平和活動にも参加し、私よりずっと若い世代の男女が、地域の宗教指導者や長老、政府関係者などとわたりあって平和の活動を率いていく様子にはまずその勇気に心から感動し、刺激を受けました。(詳しくはぜひウェブサイトで!)
そんな大切な場所が、今年の洪水で甚大な被害を受けたことを知り、私も大きなショックを受けました。雨が長く続き、ついに政府が非常事態宣言を出した8月末に心配して連絡を取ったときはSPADOのスタッフはいち早く動いてどのような支援活動が行えるか、調査を開始していました。今回のクラウドファンドでは、洪水被害者への救援活動を通して平和活動にも取り組むもので、普段からの地域ネットワークを活かしたプロジェクトとなっています。この緊急事態を乗り切ったあとも中長期的に地域の平和づくりをともに応援していける仲間を集めたく、ここにメッセージを寄せました。どうかよろしくお願いいたします!
(ペシャワールにて、平和村ユナイテッドと現地提携団体SPADOが行う平和活動に参加)
🌟Part 2:応援隊長の巻~小池絢子平和村ユナイテッドの「村民」としてボランティアをしている小池絢子です!普段は神奈川県の国際協力NGOで働いています。
私は元々、代表の小野山さんの前職、日本国際ボランティアセンター(JVC)のアフガニスタン事業でボランティアをしていました。9.11をきっかけに、アフガニスタンで起きている事を知り、知ったなら何とかしたい!と国際協力に関心を持ったので、そんなアフガニスタンを支えられる活動として、ボランティアに参加をしてきました。
そんな小野山さんが立ち上げた、「平和村ユナイテッド」に共感し、設立当初から「村民」としてボランティアに参加しています。共感をしたのは、世界で何よりも求められている『平和』を築くことに関わることができる事でした。
平和村ユナイテッドが支援するアフガニスタン、パキスタンでは、地域の市民が草の根から平和な社会を築くために、様々な「ピースアクション」を行っています。今回クラウドファンディングで応援しているパキスタンでも、スポーツを通したピースアクションや、様々な宗教施設を訪問するスタディツアーでのピースアクション等、若者たちが中心となって様々なピースアクションが行われています。ボランティアで関わった、日本国際ボランティアセンター(JVC)のアフガニスタン事業でも、地域の教育や医療の問題に対して、活動地の人びとが共に協力し続けた結果、活動地は地域内でもとても治安が良い地域になったと聞いていました。このアクション一つ一つが、「平和」という花が芽吹くための種になっていくと願い、活動を応援しています。同時に、私たちも彼らから学ぶことは本当に多いと感じています。日本は「平和」だと言われますが、日本の中でも、様々な困難を抱えた人びとがいる中で、そうした方々に私たちは寄り添えているでしょうか。解決のために共に歩めているでしょうか。また、ウクライナへのロシアの攻撃が多く報道される中、各地で紛争や戦争の被害を受けている人びとがいる中で、「平和」を作るために、もっと私たちができることはあると思います。
今回のクラウドファンディングでの災害復興の取り組みも、この「平和」に向けた大きな一歩です。地域の人びとが宗派を越えて、委員会として協働しながら、パキスタンを襲った洪水被害の復興支援を行います。アフガニスタンの活動地がそうだったように、こうして人びとが顔を合わせて、協力して復興に向けて手を取り合うこと、それが平和の活動の礎にもなります。ぜひ皆様の応援をよろしくお願いいたします!
そして、あなたも平和を草の根からつくる「平和村」の村民になりましょう!
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※注:「村民」とは、当団体の活動に関わってくださっている有志のボランティアの皆さんのことです!
🌟Part 3:「平和村村民」の巻~福西浩樹さん
こんにちは!「平和村ユナイテッド」支援者の福西浩樹です。
今回は平和村ユナイテッドを応援するに至った理由や今回のクラウドファンディングについて書かせて頂きます。
★一般会社員が国際協力活動に?
私は金融機関に勤務する一般の会社員で、海外に住んだ経験もなければ、国際分野の勉強を専門にしていた訳でもありません。しかし日々の会社生活の中で、何かもっと大事なことを忘れかけていないかと思う瞬間が時々あります。
振り返ると、国際情勢に関するニュース、世界の経済や政治の仕組みの中で取り残された人々が多くいるというニュース、そうした人々への見方が偏っていたり平等に扱われていない旨の情報に触れる度、「何かおかしい」「もっと不条理の無い世の中であればよいのに」と純粋に思っていました。ある日それに気づいて調べてみた時、同じような想いを持って実際に活動されている方々が多くいた。それがこの国際協力の世界だったのです。
★「平和村ユナイテッド」を応援
日々情報に触れる欧米や、物理的に近いイメージのある東・東南アジアと比べ、中央・南以西のアジア地域は日本人にとっては急に「遠い外国」と感じられやすいように思います。戦争・紛争も珍しくなく、それが故に経済的には苦しい。しかも馴染みの薄いイスラム教が多く信仰されている地域。「治安が悪くて、観光に行くような場所でもない、よくわからない場所」と目を向けない人が多いというのが、残念ながら事実だと思います。
ところがこれらも同じアジアとして緑茶やコタツ、凧揚げなんて文化があったり、場所によっては顔かたちまで日本人にそっくりだったり、特に個人的には美味しい料理がたくさんあったり、服や建築の装飾が格好良かったりという面の魅力を感じていたりしています。
そんな視点で改めてこれらの地域を見てみると、我々と変わらない「ヒト」達が、たまたま生まれ育った地域の環境によってどうにも不条理に遭う日々を過ごしている状況があるのです。
一方で、そうした状況を自分達の手で何とか変えていきたい、という人々もまた現地にいます。
日本人の関心が薄くなりがちなアフガニスタン・パキスタンという地域で、一時的な援助ではなく、現地の人々の平和に向けた取組みを応援する平和村ユナイテッドの活動は、冒頭記載させて頂いた「何かもっと大事なこと」だと感じ、応援するに至っているのです。
★今回のクラウドファンディングについて
不条理のない平和な日々を実現するための取組みには、まずは最低限の衣食住が満たされなければ目が向きません。活動地パキスタンで生じた今回の洪水による被害は大きく、最低限の衣食住(特に「住」)が脅かされてしまっている人々が多数います。洪水そのものは短期間で終わるかも知れませんが、その後の決してニュースに採り上げられることのない復旧・復興の方が遥かに長く厳しい闘いです。
多くの人々に忘れ去られ、ますます取り残されていくのを、今、食い止めたい。
甚大な被害に比べると小さな小さな一歩かも知れませんが、現地の人々が前を向いて努力していくためのきっかけにはできると思います。
🌟Part 4:「平和村村民」の巻~藤井文美さん
平和村ユナイテッド有志ボランティアの藤井です!
私は、大学でウルドゥー語と南アジア地域研究を専攻していました。
パーキスターンに行ったことは……………ありません。残念ながら。
でも、だからこそ、気軽に旅行や行き来ができるような平和な地域になってほしいという想いで、昨年から平和村ユナイテッドの活動を応援しています。
皆様も、平和村ユナイテッドの現地パートナー団体のSPADOの活動について、是非フェイスブックやホームページでご覧ください。
日々の現地の活動に胸熱くなりながら見守っていた私でしたが、今回の洪水のニュースを受けて非常にショックを受けました。
ウルドゥー語の学習の為、Twitterでウルドゥー語のニュースを見ることを日課にしていましたが、今般の洪水被害で家を失った人々の映像や記事がタイムラインに溢れるようになりました。
皆様もお聞き及びかもしれませんが、現地の人々の投稿の中には、地球温暖化が原因とされる今回の洪水の責任はパーキスターンではなく先進国にあるという声も見受けられ、それを読むたびに心が痛みます。
特に深刻な被害を受けたとされる、今回のクラウドファンディングの支援対象であるチャールサッダは、私が卒業論文でも扱った地域なので、深い思い入れを持っています。
私の卒業論文は、インド・パーキスターン分離独立期の現地の英雄、「辺境のガーンディー」ことアブドゥル・ガッファール・ハーンの活動に関するものでした。
ガッファール・ハーンは、過去の慣習に囚われて互いに争い合うパシュトゥーン社会の人々に平和を呼びかけ、「神の奉仕団」を結成し、非暴力運動を展開しました。教育普及活動に尽力したことでも知られます。
チャールサッダにはバーチャー・ハーン大学という所がありますが、このバーチャー・ハーンというのはガッファール・ハーンの異名です。
そんなガッファール・ハーンは、現在でも英雄として讃えられ、彼の意志を引き継いで非暴力の運動を続ける人たちもいます。
現地で平和を求める人々の活動が実るよう、これからも応援を続けていきます。
今回のクラウドファンディングは、洪水の被災者の救援と、現地社会の宗派間協力の両方にアプローチした活動になります。
遠く親しみのない地域かもしれませんが、私たちと無関係ではありません。
共感していただける方に、このクラウドファンディングを応援していただければとても嬉しいです!
🌟Part 5:「平和村村民」の巻~白川麻子さんこんにちは!「平和村ユナイテッド」の支援者の白川麻子です。今回のパキスタンの災害復興を支援するにあたり、応援メッセージをさせていただきます。
⭐海外との関わり
幼い頃から欧米の海外ドラマや洋画を見たり、実家がアジア人留学生の短期ホームステイの受け入れをしていた関係で、海外の文化や人と接触する機会が頻繁にある環境で育ちました。特に「頑固じいさん孫3人」というアメリカのドラマが大好きで、小学生時代には録画したテープが擦り切れるほど何度も鑑賞し、ドラマの中の登場人物になりかわり、親友と一緒にセリフを覚えて真似をしていたこともありました。
⭐「大人の部活動」
国際貢献やボランティアと聞くとどこか高尚なイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし私自身はこの平和村での活動を、こっそり「大人の部活動」と呼んでいます。「大人の」とつくのは、学生時代と違い、寄付集めなど多少お金が絡んでくることや、様々な業種の社会人が集って、普段仕事で使っているスキルを用いてプロジェクトを成功させるような、そんな異業種交流会のような刺激的な意味合いも持っているためです。海外に関心のある人が集まって、楽しくてワクワクすることをし、それが国際貢献にも繋がれば尚良し、そのくらいの敷居の低さで私は参加しています。
⭐「平和村ユナイテッド」を応援する理由
前身団体である「日本国際ボランティアセンター(JVC)」とも共通しますが、私は今回のパキスタンの洪水被害や、紛争、一方的な開発、人種差別などで生活を破壊された人々など、普通であれば誰もが目を背けたくなるような側面に、真っ直ぐに光を照射し続けようとする団体の姿勢に共感しています。平和村ユナイテッドは、世界の中で忘れ去られそうな声がそこにあれば、「ここに問題があるよ!」と当たり前に世の中に向かって発信できる、そんな団体です。大多数や強い者に倣い与する方が誰にとっても簡単なことですよね。少なくとも私はそうです。だからこそ、小さな声に耳を傾け寄り添うことには強さがいるし、価値があるのだと思っています。
パキスタンでの洪水被害に見舞われた人々に、平和で安全な暮らしの営みが作り上げられることを切に願っています。皆さんもぜひ応援よろしくお願いいたします。
🌟Part 6:「平和村村民」の巻~藏田明子さんこんにちは、「平和村ユナイテッド」村民の藏田明子です!アフガニスタンと国際社会の関わりについて研究しています。今回の「パキスタン洪水・緊急:宗派間協力によって救援・平和に取り組む!」クラウドファンディングを応援しています!
⭐私が「平和村」村民になったわけ
私が「平和村ユナイテッド」村民になったのは、研究しているアフガニスタンから私が学ばせてもらうだけでなく、アフガニスタン社会の人々に何か返したいなと思い、代表の小野山さんや理事の加藤さんの前職、日本国際ボランティアセンター(JVC)のアフガニスタン事業にボランティア参加させてもらったことがきっかけです。長く紛争が続く社会で、平和を願って現地で行動する人々に寄り添って活動されている姿勢に共感しています。
⭐アフガニスタン・パキスタン国境地域と平和
また、「平和村ユナイテッド」のアフガニスタンとパキスタンの両方で平和のための取り組みをサポートしていこうという考えも、とても重要だと思っています。アフガニスタンは6つの国と国境を接していて、アフガニスタン社会を構成する多様な民族の居住地は、周辺国との国境をまたいでいます。この多様性がアフガニスタンを文化的に豊かで美しく、美味しいものがたくさんある国にしているのですが、周辺国との関係を考えずにアフガニスタンの平和は成り立たないということでもあります。中でもパキスタンとの関係は重要で、アフガニスタンに住む民族で最も多いパシュトゥーン人が生活するアフガニスタン・パキスタン国境地域で平和なコミュニティをつくっていくことは、両国の平和を草の根で支える意味があります。そのために現地で活動する人々を応援したい!という思いで、「平和村」にボランティア参加しています。
⭐紛争地での洪水被害と国際支援
今年のパキスタンでの洪水では、「平和村ユナイテッド」が現地パートナー(SPADO)と平和活動を行ってきたパキスタン北西部ハイバル・パフトゥンハー州(KP州)も甚大な被害を受けました。私にとってKP州は、州都ペシャワールを訪れ、その文化的豊かさや歴史の深さ、人々の温かさに触れたこともあり、とても思い出深い場所なのですが、長期に渡って紛争の影響を受けてきた地域でもあり、人々のさらなる苦境に心を痛めています。
長い紛争と繰り返される自然災害の影響が大きい地域では、防災や災害からの復興において大切な、人々を結びつけるつながりが断ち切られたり、弱くなったりしてしまいます。今回のクラウドファンディングによる取り組みは、人々が共生するための平和活動と緊急救援活動を結びつけるもので、今後の復興、防災、平和のための種をまく活動だと考えています。皆さま、応援よろしくお願いします!