ユース・ピースアクションの5つ目はストリートアート&ペインティングです!☆
ストリートアートは、その自由さや創造の高さから、様々な問題を投げかけたり議題を提案したりと、ときには言葉以上に色々なものを表現することができます。
今回のグループはそんなストリートアートを用いて地域コミュニティの協力のもと、“ピース・ストリートアート&ペインティング”プロジェクトを企画しました!
この企画を通して、彼らが目的としたものは①平和のメッセージをコミュニティで共有すること、②居住地内の道路などの清潔な環境を守ること、③若者が活動に取り組むことのよい効果を広めることの3つでした。
プロジェクトにはグループメンバーの青年の男性や女性たちに加えて、ペインティングを行った地域コミュニティの方々が子どもから大人まで参加してくれました!
まず、ペインティングの前に準備段階として行ったのは道路清掃です。
その後落書きなどで汚れた壁を白く塗り直す作業をしました。
完了後に、平和の思いを込めたスローガンを、英語とパシュトゥ語の両方で、参加者それぞれが自由に壁の上に表現しました。
この活動では青年グループとしての活動だけでなく、活動に興味を持ち、賛同してくれた多くの周囲のコミュニティの方々に、小さな子どもから大人まで関わってもらうことができました。青年たちが道路清掃や壁の塗り直しを行ったことに、近隣に暮らす多くの人が感謝をしてくれました。
続いて目的の2つ目に関しては、それぞれが家やその周りを綺麗にしておくことの大切さを伝えるメッセージを伝え、平和のスローガンを壁に記しました。これにより、清潔さを保つことを大事なこととする、イスラム教の教えにも基づいた意識を周知しました。
さらに、近隣の方々と協力して活動を行うなかで、若者が率先して、平和に向けたこうした取り組みを行うことの大切さを強調しました。またグループの青年たちは、もし社会をよりよいものにしたければ、こうした活動を行うことでそれが実現できる、というメッセージも近隣のコミュニティの人々に向けて発信しました。