ユース・ピースアクションの13回目は、女性のエンパワーメントに果たす職業訓練の役割を話し合うアクションです!
(参加女性の写真の掲載ができません。現地(上)と日本(下)、花の写真で連帯します!)
女性のエンパワーメントには、教育だけでなく、職業訓練も重要な役割を果たしています。エンパワーされた女性たちはまた、社会的、経済的な発展のプロセスにおいても、変革の役割を果たしています。
今回の女性ユース・グループは、女性たちにとっての職業訓練の大事さを議論し、女性たちを励まし、職業技術により女性たちがどれだけ家族を経済的にも支え、平和な社会づくりにつなげられるかを理解することを目的として、職業訓練センターにおいて話し合いの場を設けました。
技術トレーニングを受けることの重要さ、利点などを話し合う中で、こうしたトレーニングを受けるによって、女性が自立することができること、貧しさから抜け出すことができること、社会を平和にできることなどがあげられました。
技術を身につければお金を得ることができることや、教育を受けることと技術を学ぶこと両方の重要性も確認されました。
技術を得ることによりビジネスができれば、家庭を経済的に支えることができ、貧困をある程度減らすことができる、そして、ほとんどの問題は貧困から発生するため、社会は平和で安定したものになるという意見もでました。
さらに、技術を身につけ、例えば、子どもたちや家族の服もつくれるようになれば、そのために払っていたお金を節約できる、いった意見もありました。
最後には、今回のアクション運営も協力もしてくれた、職業訓練センターの女性トレーナーが彼女の経験を参加者の女性たちに語ってくれました!
彼女は5年生の頃に裁縫の技術を学び初めました。当時貧しかった家計を支えるためだったといい、洋服がつくれるようになってから彼女は一枚一枚のカードに父親の連絡先と住所、そして、「洋服を仕立てたい方は、この番号に連絡かこの住所を訪れてください」といったメッセージを書き、近所の全ての家に配って歩きました。こうして小さなビジネスをはじめ、必要なものを買ったり、貯金に充てたりできたそうです。学業とも両立させ、今ではこのように多くの女性たちに自分の技術を伝え、女性たちのエンパワーメントに貢献できることに幸せを感じる、という話をしてくれました!