パキスタンとアフガニスタン青年間の対話アクション!-信頼構築のために-

パキスタンとアフガニスタン青年間の対話アクション!

両国間で、紛争や暴力、過激主義について、相手国への相互非難がなされることも多い中、画期的なアクションです!

パキスタンには、国境沿いの拠点都市であるペシャワールを含め、アフガニスタンから逃れてきた難民の人たち、その子どもたちや孫たちを含め、大変たくさんのアフガニスタンの人たちがいます。

今回のアクションは、そうしたアフガニスタン人の青年も学ぶペシャワール大学で行われました。

ペシャワール大学では、パキスタンの学生とアフガニスタンの学生たちの間に不信感があります。これは両国の青年の間の相互理解が大きく不足していることが原因です。両国に存在する過激主義や武力主義・武装集団をめぐり、互いが相手を非難しています。青年メンバーの一人であるアフガニスタンの学生からは、キャンパス内でパキスタンとアフガニスタンの学生たちが意見の違いから相手の国の旗を燃やす事件があったことの報告がありました。

今回のアクションの目的は、双方の学生たちが顔を合わせて意見を交換し、友情と連帯を築くための機会を与えることです。双方の青年たちが、青年として直面している問題をよりよく理解し、アフガニスタンの青年たちが、パキスタンの青年組織(大学での青年会のような)とより緊密に活動を行うための機会ができることが期待されます。

青年たちの平和の学び合いのワークショップ3回目には、20名のアフガニスタン青年と10名のパキスタン青年が参加し、平和と信頼構築について学びました。

教育が、一般教育、宗教教育とも、思想的な過激主義や暴力的な過激主知を助長する一つの要因にもなっていると多くの人によって考えられている、パキスタンのような国々では、広く受け入れる、寛容な教育のあり方を促進する必要が、より一層、重要で喫緊のものになっているという考えが、青年たちによって展開されていきました。

大学も含め、パキスタンでは多元性や多様性が失われつつあるのは残念なことです。様ざまな大学で、過激主義が拡大し、暴力的な行動の要素が頻繁に認められ、深刻な懸念があります。

このパキスタン・アフガニスタン青年間対話アクションはペシャワール大学で実施されました。青年グループはアクションの目的を次のように述べました。

  • 双方の学生たちのための大学での議論と対話の場をつくり、促進する。
  • 大学での文化間対話の促進のための関係者間の調整と協力を高める。

青年グループは参加者に、この対話が大学で開催されたのは、大学で、そして大学を超えて、両国の青年たちの中で、平和、社会的一体性、そして多様性の促進についての建設的な対話と議論を開始してほしいからであると述べました。大学では、アフガニスタンとパキスタンの青年間でたくさんの争いが報告されており、お互いに受け入れ合うことがなく、過去に起こったことを非難し合い、政治家のせいにしている、とも述べられました。

アフガニスタン学生の中には、外国人の学生として、大学で多くの問題に直面していると話す者もいました。教育書類の証明が必要な時に、書類を証明してもらえず、苦痛を感じているということです。参加者は皆、これはアフガニスタンの学生にとって非常に大きな問題であることを確認し、皆がこの問題を大学の方針に沿って解決することが要請されました。

一方で、パキスタン学生の中には、アフガニスタン学生の多くが、パキスタン国家の団結に否定的な発言をしており、これは容認できないと語る者もいました。

議論のあと、参加者たちは双方の学生で一つの委員会を作り、その委員会が、大学内外の青年に関わる問題を解決していく責任を持つことを提案しました。そして、委員会が青年たちによって設立され、個々の経験と教育に基づく選出も行われました!