🌟アクション「多様」!☆多様な宗教施設の訪問アクション!🌟

🌟多様性にユナイト!☆多様な宗教施設の訪問アクション!🌟

「2013年9月22日11時45分、日曜日の礼拝の後に起こった2つの自爆攻撃で亡くなったオール・セインツ教会ペシャワールの殉死者に捧げる」(写真:追悼碑)

文明の交差点、多様な宗教があるパキスタン、そしてペシャワール…しかし、多様性への攻撃、悲惨な事件も起こってきました…

🌷今回、青年グループが様ざまな宗教施設を訪問し、多様性を学び、尊重し、平和を訴えるアクションを実施!キリスト教の教会、ヒンドゥ教の寺院、イスラム教のモスクを訪れました。キリスト教の教会は自爆攻撃を受けており、ヒンドゥ教の寺院は破壊や冒涜行為の被害も受けたこともあります。マイノリティの宗教施設には行かないように、過激主義者が危険だ、とも考えられている中、このアクション、すごすぎます!参加者自身も様ざまな層の青年を含んでいます!

キリスト教の教会は、2013年に2回の自爆攻撃を受け、127名の方が亡くなっています。冒頭の写真は、亡くなった方の追悼碑です。別の面にもお名前が刻まれています。さらにこの5月、負傷されていた方が亡くなったという報道がありました…とても悲しい気持ちになりました…

参加者の青年の一人は次のように語っています。

💐…よかったことは、実際に訪れてあたたかい歓迎を受けたことで、自分をはじめ、参加者の意識がガラッと変わったこと。他宗教の人にこんなにもよく接してくれるのかということを経験しました。
そして、違う宗教の豊かさに触れ、多様性を感じたこと、祈りをささげる聖なる場所を訪れたので、それぞれが他宗教・異なる人々の祈りに対し、リスペクトをもって見学できたこと。
キリスト教徒と交流したりご飯をともにしたりするな、と言われて育ったので、多宗教の人と仲よくするのはいけないことだと思わされていました。そのような印象をもって実際に教会を訪問してみると、彼らは決してイスラム教徒の自分たちを改宗させようとすることはなく、兄弟としてあたたかく接してくれました。
神父さんは、『教会が自爆攻撃を受けたときに真っ先に駆けつけて助けようとしたのはイスラム教徒だった、それに、負傷者がたくさん出たが、たくさんのイスラム教徒が献血に協力してくれた』と教えてくれました。
また、食事を一緒にしないようにと言われてきましたが、実のところ、食材は、自分たちイスラム教徒も調達している同じ店から来ているということを聞いたりして、そのような話が直接できたことで本当に自分の考えが変わりました。…

🌸また、青年たちは、中央アジアやロシアなどとも広く交易を行っていた署名な商人一家による歴史的な建造物も訪れました。この商人一家は貧困層の救援活動など社会福祉活動も行っており、連帯や団結の象徴でもあったようです。

🌼文明の交差点。今回のアクションのような人びとの力で、多様性を誇る、平和な地が戻るはずです!必ず!🍀