🌟「こどもたちのストーリーズ」-子ども、祖父、先生が語るストーリーズ

◎ハミッド(仮名)のお父さんはある勢力により数年前に殺害されました。ハミッドは次のように話します。自分のお母さんは自分のおじさんたちと暮らしている。おじさんは自身の子どもたちにはとても優しいけれど、自分たちにはそうでない。自分はピースセンターに週に2回通っていますが、戻ったらお母さんを助けています。お母さんは、お父さんが亡くなってから、困難にとても苦しんでいる。お父さんが恋しい。お父さんは優しくしてくれて、いつも贈り物をくれた。そして、センターの先生はどう?優しい?という質問にはこのように答えました。はい、優しいです。先生には感謝しています。でも、お父さんの場所に代わることはできない。

◎ある子どもの祖父は次のように語ります。もし私たちの困難が解決されていて、何か食べるものがあるのなら、遺児たちを、薪を集めたり、食料費を得るためにピースセンターに何キロも歩かせたり、決してしないでしょう。もし私たちが仕事や何か食べるものを見つけられたり、望むべくは近いうちに、特に地域の夫を失った女性たちに何か仕事の機会を得たりするのであれば、子どもたちを、お金を得るためにいずれかの場所に行かせることはないでしょう。私は年をとっていますが、夫を失った私の義理の姉妹はまだ若く、働くことができます。

◎ピースセンターの先生は次のように語ります。この活動の最初のころ、センターの中のたくさんの子どもたちが、汚れて見え、古い服を着て、古い靴を履いているのを見ました。言い争い、喧嘩をしている子どもたちもいました。教室の端に一人で座り、楽しくなさそうに見え、他の子どもたちやクラスの活動に興味を持たない子どもたちもいました。しかし第2期を終えた後、同じ子どもたちに変化を見ています。笑っています。服はきれいにされ、他の子どもたちと遊ぶ時、より興味を持っています。どの子どもも、楽しむために、教育を受けるために、自分自身の選択でピースセンターに通っています。

「アフガニスタン緊急‐戦闘で親を亡くした子どもたちに平和を!」として実施した緊急活動(先の4月に完了)に参加した子どもたちは、様ざまな主体・勢力の戦闘員・構成員や一般市民の父親を戦闘で亡くした子どもたち、この3人が語るような過酷な経験をした子どもたちです。

⭐この緊急活動では、子どもたちに寄り添い、食料費配布、そして平和教育、一般教育、精神的なサポートなどを行う「ピースセンター」の運営を実施いたしました。

こうした子どもたちの状況は、依然、厳しく、また、こうした子どもたちはたくさんいるのです。社会にある暴力や生活困窮から守り、平和な暮らしをしてもらえるようにし、またそれを通じて、暴力やその連鎖がある環境自体をなくし、平和をつくっていく必要があります。様ざまな困難がありますが、何らかの形で今後の活動展開が可能なのかなどにつきましても、また随時、ご報告させていただけましたらと思います。

⭐厳しい現実ですが、多くの人たちが子どもたちに寄り添おうと、行動しています。平和のために取り組む人たち。みな、一人ではありません。

🍀Dear Friends in Afghanistan. At this critical time, we stand by you. You are not alone. We are All United for PEACE! 🌷

⭐このアクションについてはこちら!https://syncable.biz/campaign/2022/ (本クラウドファンディングは完了)