🌟平和人☆発信!-「ナンガ」(アドボカシー)研修!

⭐地域の人びとそれぞれがアドボカシーを行っていくための能力強化研修を実施!

「アドボカシー」という言葉には、発信・啓発・提言・キャンペーン活動などの意味が含まれますが、アフガニスタンの現地では、ننګه(Nanga)という言葉が使われることがあるそうです。とても興味深い!

毎月1回、4か月、4か所で計16回にわたります!各回15-25名程度。青年男性、学生、年長者、そして女性の活動が極めて難しい中、女性の参加も!これまで実施した平和と非暴力の学び合いへの参加者も含んでいます。様ざまな具体例も交えて議論が進行!現地の現実を突きつけられるような事例も。。

  • 「アドボカシー」という言葉自体が、現地では一般にはあまりなじみがないため、あらためて言葉の説明を行いました!「あらゆる分野において、社会の問題に影響を及ぼす、もしくは問題を解決することを試みること」との説明を行いました。

  • そのうえで、「平和のための」アドボカシーについての話し合いを行いました。

  • 特に青年たちの社会における責任が取り上げられたほか、どのようにアドボカシーを行えるのかについての説明を行いました。以下のように話されました。アドボカシーは自身では声を上げられない人たちのために立つものでもある。声を上げられない人たちの中には、子ども(早期結婚の場合なども)や女性を含んでいる。そうしたとき、特に青年たちがアドボカシーを行える立場にあることも多く、そうした人たちのために、親たち、年長者、意思決定者に対して正しいことを伝える必要があり、またその責任を負っている。

  • 平和のためのアドボカシーの例としてあげられたものは以下の通りです。平和や暴力について、また、当活動の学び合いの中で取り上げられたことなどを、友人や家族に伝える。安全管理に注意が必要だが、ソーシャルメディアを利用する。ほかにも、暴力を減らすこと、平和への訴え、何か問題になっていること、戦争について、暴力や戦争による被害、和平交渉へのサポート、家庭内での平和について伝えるなどが考えられる。

  • 参加者からも、人々の恐怖を和らげ、適切なアクションを取れるようにするため、家族や親せきに平和にかかわるメッセージを口頭で伝えたり、SNSでの発信を行ったりしている(ただし本名を使用せず)との例があげられました。普通の地域住民のようであっても、過激武装集団をサポートしているような場合もあり、安全管理には注意が必要であるとのことです。

  • このアドボカシー研修を受けて、暴力を減らすべく、学びを通じて平和をつくるといい、地域の人びとのための無料の学びの場を設けた青年たちがおり、数学、読み書きを教え始めたそうです!この青年たちは、地域の親たちに、この学びの場に子どもを通わせるよう、言って回るアドボカシーを行っているそうです!すごいです!

  • 過酷な状況で声を上げる人たち!すごいっ!皆が「平和人」!平和人☆発信!☆ユナイト!

※ 女性たちの活動に厳しい制限がある中、女性たちによるアドボカシー研修も実施されました!後日ご報告いたします!