※以下、主催者ウェブサイト(上記リンク)より転載
緊急ウェビナー
緊迫するアフガニスタン情勢
Wuthering Afghanistan?:
its past, present and future in thorn
下記の通りウェビナーを開催します。
◆趣旨:
米軍の完全撤退が予定されていたアフガニスタンで、その撤退期限を待たぬ8月15日、ターリバーンによる首都制圧を受けて、政権が崩壊しました。ターリバーンが国民への恩赦や女性の権利擁護などの融和な姿勢をアピールする一方で、米軍や政権側で働いてきたアフガニスタン人の中には報復・粛清を恐れて米軍とともに国外脱出を求める者も多く、混乱と緊張が続いています。
こうした事態を受けて、「中東木曜フォーラム」では、アフガニスタン・パキスタンを専門とする地域研究者、2001年以降アフガニスタンの復興支援に携わってきたNGO、アルカーイダなど国際的ジハード主義武装組織を研究する専門家を招いて、以下の通り、緊急ウェビナーを実施します。2001年に米軍によって打倒されたターリバーンは、その後どのような経緯をたどって今政治の中心に舞い戻ったのか、20年にわたる国連やアメリカなどによるアフガニスタン復興はどのようなものだったのか、今後ターリバーンを中心とするであろう政権は、国際的ネットワークを持つジハード主義武装組織と距離を置くのか、それともこれを機に再び「テロ」が蔓延することになるのか――。研究と実践の最前線にいる三名にお話を伺います。
- ◆日時:
- 2021年8月26日(木)19:00~20:30(日本時間)
- ◆講師:
- 山根聡(大阪大学大学院言語文化研究科)
加藤真希(平和村ユナイテッド理事)
保坂修司(日本エネルギー経済研究所理事・同中東経済研究センター長) - ◆司会:
- 酒井啓子(千葉大学グローバル関係融合研究センター長)
- ◆会場:
- zoomによるオンライン
- ◆参加登録:
- 以下のURLから前日午前10時までに登録をお願いいたします。
https://forms.gle/4NRagqJACHsWmZ4j7
- ◆共催:
- ・新学術領域研究「グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて:関係性中心の融合型人文社会科学の確立」
- ・東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
- ・科研費学術変革領域研究(A)「思想と戦略が織りなす信頼構築」(研究代表者:山根聡)
- ・基盤研究(A)「現代イスラームにおける法源学の復権と政治・経済の新動向:過激派と対峙する主流派」(研究代表者:小杉 泰)
- ・基盤研究(A)「現代南アジアにおけるムスリム社会の多極化の傾向-テロとツーリズム」(研究代表者:外川昌彦)
- ・基盤研究(B)「暴力による民主主義の20世紀:トランスナショナルヒストリーの試み」(研究代表者:長縄宣博)
◆問合せ:鈴木啓之( c-hsuzuki87@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)