◎自身が経験した争いや解決の事例共有も行いながら、平和の学び合いを行う活動。アフガニスタンでのことです。⭐厳しい状況下での平和への行動!すごい!⭐そこにある、希望!何という希望!🌷
◎語られる暴力、虐待、人権侵害の生々しい事例。何と酷い… 女性や子どもへの暴力の問題について特に取り上げられた議論もなされました。数々の事例や、共通する部分、提起される状況からは、社会一般で構造的に、また慣習的とされるような形で、暴力や人権侵害が行われてしまっていることを示しています。
◆以下のような事例があげられています。
◇夫やその親族の一部からの暴力や虐待を受けていた女性は、そのことを自身の父母には話さず、状況がよくなるように試みましたが、暴力は続き、服毒自殺を図ったそうです。命は助かりましたが、回復すると、同じ家に戻され、より困難な状況に置かれることになったといいます。
◇家族間での争いを収めるために、一方の側の家族からもう一方の家族に女の子が「渡された」のだといいます。この女の子は、色んな形で虐待を受け、そして顔に熱湯を浴びせられ、顔のほとんどの部分にやけどを負っているのだそうです。
◇子どもの頃、遅れて学校に行くと、先生は自分をひどく殴り、自分が泣いていたので、先生は自分を教室の前に立たせ、他の生徒たちに笑うよう言ったという人がいました。とても侮辱的に感じたそうです。こうしたことがよく起こったので、学校が嫌いになっていったそうです。学校から身を隠すようになり、読み書きができない状態に育ったそうです。そして、今まで、自分が学校での暴力の犠牲者であったことを知らなかったといいます。
◆また、事例ではないですが、一般的な状況の共有や提起などもなされています。
◇女性たちによる離婚の申し立てが極めて困難で、暴力的な家族がいても共にいることになるといった状況、早期婚による早期出産の可能性と出産に伴う重い傷を負うリスク、また「交換結婚」とされるものについても提起されました。「交換結婚」は女性への暴力などを引き起こす可能性があるものです。
◇若い女性や女の子は家族(多くは夫の家族だが自身の家族も)からの身体的暴力を受けるリスクがより高く、多くの女性が焼身自殺を図っていることについても、この学び合いの報告としてあげられています(学び合いで提起されたことでなく、状況説明の可能性あり)。
◆また、参加者には以下のような説明も行われました。
◇女性たちへ言葉の暴力、心理的な暴力もよくあること、女性たちの精神に否定的な影響があること。
◇女の子は誰と婚約や結婚をするのか知っていなければならない、なぜならば、それは権利だからである、そうでなければ暴力に直面すること。
◇人権、特に女性の権利の価値に抵触する法律の規定の悪い慣習・環境を直すべきだということ。
⭐極めて厳しい状況の中、活動には多数の積極的な参加があり、この活動自体が参加者や社会にとっても希望になっていること、平和に向けて行動する人たちがいることを示しています。
🌸平和と非暴力の学び合い。そこにある、希望。United For Peace.
🍀Dear Friends in Afghanistan. At this critical time, we stand by you. You are not alone. We are All United for PEACE! 🌷