🌟平和人列伝☆アーティスト編🌟こ、これは!なんと芸術的な!の巻🌹

数十年にわたって戦争が続くアフガニスタン…そうした中、たくさんの平和への思いがアートに!🌷

「アフガニスタン・ピースアクション!」の活動では、まさに戦闘や事件が起こっているような地域で、地域の人びとが、各自が考える平和とは何かについて話し合いもしながら、アート作品として表現する活動を行っています!

自身が考える平和についての表現の場であることと加え、戦争の傷を癒す、一時的にでも戦争から逃れる、感情を発散させる、意見や希望を表す、住民間の平和や協調を促すといった場でもあります。作品完成後には、作成者が参加者の前で作品について説明する場も設けています!

素晴らしい作品とともに、この活動について、随時、ご紹介してまいります!

まずは、上記の一枚!なんと芸術的な!🌹「平和がほしい」と書いてあります!🌸

描いたのは、向かって右端の、絵を持っている子どもです!すごい才能! 原画を直接見たい!

絵に込めた思い、そして、この子どもたちのためにも平和を!

「紛争地住民発☆アフガニスタン4つのピースアクション!」☆実施初期報告☆

当団体では、10月末-11月初めにかけて「紛争地住民発☆アフガニスタン4つのピースアクション!」を実施いたしました。紛争地に住み暮らす人びと自身が発案・実施する平和のためのアクションです。

実施地域では、実際に激しい戦闘や事件が起こっており、多くの場合、政治・軍事的にデリケートなテーマに直接取り組むことはきわめて困難です。そうした中、それでもできることを!と、実施可能な限りで、行われるアクションです。ここに、写真と合わせまして初期的なご報告をさせていただいております。

アクション実施のために行っておりましたクラウドファンディング企画では、企画サイトを通じて205,000円、別途の形で32,000円、計:237,000円のご寄付、多くの励ましのメッセージ、広報へのご協力、ご取材など、大きな力をいただきました。心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。今後のご報告は、団体HP、FB、ツイッター、メール通信、企画サイトなどでも行ってまいります。

これらアクションは実施可能になったものの、同国での平和活動や組織全体では、依然、資金が不足しております。こちらより、ぜひ、ご支援をお願いできれば大変ありがたく思っております。→https://pv-u.org/donation/

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

※キャンペーンサイト(期間終了)→https://syncable.biz/campaign/1273/
※毎日新聞ご取材記事→https://mainichi.jp/articles/20201015/k00/00m/030/039000c  ご紙面:11/3朝刊。

🌷ピース☆伝統格技!🌷政府軍・外国軍や複数の武装勢力が入り乱れる戦闘地。住民たちにも様々なグループや考え方が。そんな違いも超え、対戦相手を押し出す地域の伝統格技を皆で行い、同時に、平和について考え、平和を訴えるメッセージも発信!この格技自体、紛争下、廃れたようになっており、復興の活動自体に平和のメッセージがあります。戦闘の爆発音や銃声が聞こえる中、多くの人が集まって、行われました。関係者は、「人びとがどれだけ平和を欲しているかが分かる」と話しています。木の上からも子どもたちが応援!

🌷ピース☆戦争遺児の支援!🌷この地は、武装勢力も存在し、激しい戦闘地となり、多数の事件が起こってきた地域。戦争で父親を失った子どもたち。父親たちには、政府治安機構、様々な武装勢力、一般市民を含んでいます。置かれた状況からも、誤った道に行かないための学びの場、精神的苦痛やストレス緩和のためのゲームや塗り絵などの場を設け、寒い冬に備えた衣服の配布も行いました!

🌷ピース☆ランナーズ!🌷Sports for Peace! 若者ランナーが平和のイベントとして疾走!レース前にも平和のメッセージとともに町を行進!日本からもオンラインでライブ応援!

🌷ピース☆ブック・クラブ!🌷自分自身・家族・地域のあり方、それぞれの権利と責任、ボランティアシップ、地域の結びつき、紛争を止めることなどに関する本を読み、心を開き、自身で考え、内容を議論!

☆平和人列伝!-女性たち☆

日常にある平和や非暴力についての学び合いの活動が続いています!参加者による具体的な経験談を交えて行われるものです。その後、各個人や地域による平和のためのアクションにつなげてもらうことを目的としています。

活動地は、戦闘地や治安状況が非常に厳しい地域であり、また女性の置かれている状況も非常に厳しい地域となっており、女性の活動参加が非常に難しくなっています。その中でも、様々な配慮をしながら、できるだけの参加が可能になっています!

多くの場合、男性が暴力は権利であると考えているともいわれているようです。こうした考えは、人としての振る舞いについての知識が欠けていることによって保持され、身体的に力が強く、家族の中で経済的な権限を有し、家族が自分たちに依存しているのだから、暴力は自分たちの権利であると考えているともいわれているようです。

女性への暴力と人権侵害、女性の権利と役割などについて、以下のような内容が提起されました。とても深刻な内容です。 

  • 夫や夫の家族からの家庭内暴力に苦しんできた女性がおり、時には苦痛があまりにひどいこともあったが、女性の外出を許さないような地域環境も存在し、病院にさえ連れて行ってくれることはなかった。この女性自身の両親からでさえ、これは運命だから耐えろと言われた。沈黙するしかなかった。しかし、夫は、この平和と非暴力の学び合いに参加してから劇的に変わり、小さなことに怒ることもなく、よく接してくれるようになり、家族にも、暴力はよくないと話をしようとするようになった。
  • 地域の争い解決の場において年長者が下す決定に従うといった仕組みがあることも多く、罰として、加害者側から被害者側に、罰金、土地、時には武器、そして家族の女性(少女の場合も)が渡され、女性たちはその後、虐待を受けることすらある。この学び合いによって、女性を財産のように扱って別の家族に渡すなどといった権利は誰にもない、ということを理解した。
  • 家庭内暴力には夫だけでなく、夫の母親と姉妹も関与している。
  • 家族、特に女性への抑圧的な思想が、家庭内暴力の極端な増加につながっている。
  • 特に地方部では、女性たちは平和を作ることへの役割がほんのわずかしかない。平和のためには、幼少期の子どもの成育が重要である。家族の中での精神的な絆が、子どもの身体的、精神的な生育に不可欠であり、女性は平和をつくることにおける自身の役割を理解する必要がある。したがって、自身にとっても家族にとっても、よりバランスが取れた、より安全な社会の発展に寄与するために、他の主体と同じように社会に関わり、家族の生活に関与し、責任を認識し、自分自身への自信を得なければならない。

 厳しい状況にある女性たち。引き続き、女性たちへの応援、女性たちとの活動を行ってまいります!

★☆毎日新聞ご掲載!「紛争地住民発☆アフガニスタン4つのピースアクション!」について☆★

アフガニスタンの紛争地で、その地に住み暮らす人びと自身が発案・実施する4つのピースアクション!

毎日新聞ご掲載!★ https://mainichi.jp/articles/20201015/k00/00m/030/039000c

活動への応援を、クラウド・ファンディングのSyncable様サイトよりお願いします!(10/22まで!)→ https://syncable.biz/campaign/1273/

自爆・襲撃事件などによる家族や親族・友人の死、住民の虐殺…すさまじい環境…それでも、行動しないと状況は変わらないと語る現地の仲間たち!応援したい!

実施地域では、実際に激しい戦闘や事件が起こっており、多くの場合、政治・軍事的にデリケートなテーマに直接取り組むことはきわめて困難です。そうした中でもできることを!と、その地の人びと自身が発案・実施する平和のためのアクションです! 平和への大きな流れに向けて!

以下の4つのアクションが行われます!「ピース☆ランナーズ!」「ピース☆伝統格技!」「ピース☆ブック・クラブ!」「ピース☆戦争遺児の子ども支援!」
これはスゴイ!どうか皆さまの応援で実現を!

クラウド・ファンディングのSyncable様サイトよりお願いします!(10/22まで!)→ https://syncable.biz/campaign/1273/

★☆「紛争地住民発☆アフガニスタン4つのピースアクション」への応援を!(クラウド企画10/22まで)☆★

アフガニスタンの紛争地で、その地に住み暮らす人びと自身が発案・実施する4つのピースアクションを、皆さまのご寄付で応援していただけませんか?

クラウド・ファンディングのSyncable様サイトよりお願いします!(10/22まで!)https://syncable.biz/campaign/1273/

毎日新聞にもご掲載!https://mainichi.jp/articles/20201015/k00/00m/030/039000c

自爆・襲撃事件などによる家族や親族・友人の死、住民の虐殺…すさまじい環境…それでも、行動しないと状況は変わらないと語る現地の仲間たち!応援したい!

実施地域では、実際に激しい戦闘や事件が起こっており、多くの場合、政治・軍事的にデリケートなテーマに直接取り組むことはきわめて困難です。そうした中でもできることを!と、その地の人びと自身が発案・実施する平和のためのアクションです! 平和への大きな流れに向けて!

以下の4つのアクションが行われます!「ピース☆ランナーズ!」「ピース☆伝統格技!」「ピース☆ブック・クラブ!」「ピース☆戦争遺児の子ども支援!」
これはスゴイ!どうか皆さまの応援で実現を!

クラウド・ファンディングのSyncable様サイトよりお願いします!(10/22まで!)→ https://syncable.biz/campaign/1273/

「ピースブックレット」完成!(アフガニスタン)

家庭や地域での争いの解決、市民がそれぞれの立場で果たすべき役割など身近な事例を紹介した「ピースブックレット」!題して「平和な暮らしへの道」(Road to Peaceful Life)!

これまで現地で使用していたものに必要な更新を行い、1,000部を印刷!当団体のロゴも入っています!個々人でも、また地域でも、平和をつくる活動を実践していくためのヒントとして、また学び合いの資料として、そして手段として、使用します。

内容は難しいものではなく、人が暮らしていく上での身近なことが取り上げられています。人の感情やモラル、思いやり、そして家族の中でのことなどが含まれています。

アフガニスタンの家族は大家族で、一つの敷地内に親戚のいくつかの世帯が一緒に暮らしていることが多く、数十人にもなることがあります。また、家族のメンバーのそれぞれの親戚、友人などが頻繁に訪れて、ともに食事をしたり、話をしたりすることが多いです。ですので、家族といっても、一つの地域社会、大きなグループや組織体といってもいいと思います。ですので、家族の中での争いと平和は、イコール、地域社会・グループ・組織体でのそれ、もしくは直結することもあるもの、といってもいいと思います。

家族の中で現れてくる「争い」の例としても、実際のケンカ、暴力、ちょっかいを出す、嫌な振る舞い、支払い(食べ物・家賃・電気・ガス・服・日用品など)・教育・婚姻などをめぐる争い、などがあげられていますが、地域社会にも存在するようなものになっています。

扱われているトピックは以下のようになっています。

  • 「争い」を特定する。どんな種類の争いがあるのだろう?
  • あなたが考える「争い」って何?
  • 「争い」を3つに分けてみる-利害をめぐるもの。地位や関係をめぐるもの。価値をめぐるもの。
  • 「争い」のよい面、悪い面?!
  • 「争い」を解決する方法って?-「力」「評決」「仲裁」「交渉」「調停」「和解」
  • 「交渉」って何?よりよい「交渉」のステップとは?
  • 「交渉」の方法
  • 「調停」
  • 「和解」
  • 私たちの社会における「調停」の方法

    こちらは旧版です
  • 「争い」の定義
  • 「暴力」
  • 学校での「暴力」
  • 「暴力」って何?
  • 「偏見」
  • 「偏見」が起こるとき
  • 「偏見」って何?
  • 家族の中での争い。どのように解決するの?
  • なぜ家族の中で暴力が起こるのだろう?
  • 家族の中での暴力を止めるためのステップとは
  • 家族の中での決定
  • 家族の中での決定の重要性
  • 家族の中での決定のプロセス-問題は何?きちんと事実を知る。事実から読み解こう。
  • 解決のための二つの方法-これまで家族にあった問題、他人や人の家からも学ぼう。
  • 「尊敬」-尊敬されたければ尊敬しよう。「誠実」「人の意見を聞く」「人をたたえる」「共感と同情」「連絡を保つ」「頼られるようになる」
  • 「Golden Line」
  • ポジティブに考えよう!
  • 子どもを正しく育てるには?
  • 「平和」と「思いやり」-現地のお話から

非常に身近で現実的なものとなっており、また、実際に大きな争いや暴力につながるようなものを止める、防ぐためのヒントや手段が盛りだくさんです!これを用いた今後のピースアクション!ご期待ください!

人びとが語る「戦争・争い・暴力」そして「平和」(アフガニスタン)

日常にある平和や非暴力についての学び合いの活動が開始されました!その後、各個人や地域による平和のためのアクションにつなげてもらうことを目的としています!

武装勢力と政府・米軍、また武装勢力間での激しい戦闘や、民間への攻撃や被害も起こってきた、活動地の4つの郡にて、7月に、まずは各一回ずつ、計四回実施されました。学校への攻撃の懸念から、学校が閉鎖されたり、生徒が通学を避けたりしていた地域もあります。

平和は現地の人びとがつくるという観点から、地域での平和活動に意欲があり、経験や技術を持つ地域の人びとに各地域の担当者の役割を担ってもらいました!(担当者の皆さんへの研修の様子はこちら!https://pv-u.org/2020/07/02/peacestarttot/987/)また、出版したばかりの、平和と非暴力の学び合いのためのブックレットも使用されました!

参加者による具体的な経験談を交え、以下のような内容が話し合われました。

  • 争いが起こっても話し合いが行われることがなく、ついには、物理的な暴力や、より大きな争いになることがよくある。
  • 人生を通じて戦争しか知らずに60になるということを想像してみてほしい。アフガニスタンでの人生とは、どこかでおこる爆発に日々おびえて生きることだ。学校なのか、モスクなのか、葬式なのか、結婚式なのか、どこで起こるか分からない。家族が家で生きているのかも分からない。和平交渉が進められているが、この数ヶ月、暴力が常に多い状態が続いており、この6月だけでも、毎日、多くの人が亡くなっている。これは子どもたちを平和的な方法で教育してこなかったからだ。子どもたちは大人になると、誤った道を選び、誤った人たちに加わってしまう。子どもたち、そして地域社会のために、平和教育が強く望まれる。私たちが正しければ、よい国家を作ることができる。
  • 環境が人びとの行為に大きな影響を及ぼす。よい地域社会があれば、人びともよくなる。
  • 夫や夫の家族からの家庭内暴力に苦しんできた女性がおり、時には苦痛があまりにひどいこともあったが、女性の外出を許さないような地域環境も存在し、病院にさえ連れて行ってくれることはなかった。この女性自身の両親からでさえ、これは運命だから耐えろと言われた。沈黙するしかなかった。しかし、夫は、この平和と非暴力の学び合いに参加してから劇的に変わり、小さなことに怒ることもなく、よく接してくれるようになり、家族にも、暴力はよくないと話をしようとするようになった。
  • 家庭内暴力に苦しんできた少年がいる。この少年はまた、学校に行くことも許されなかった。少年の家族自身も教育を受けておらず、教育の重要性、教育と平和な生活との関係を理解していなかったのである。少年は、毎日、農地で働くことを強いられた。でも、少年は学校が好きだった。少年は、この平和活動の地域担当者に助けを求めた。担当者は少年の家族との話し合いの場を設け、将来の平和な生活のために少年を学校に行かせることに同意した。今、少年は学校に通っており、空いた時間で、農地で家族を手伝っている。
  • 地域の人びとの間の争いから発砲による死傷事件にまで至ったことがあった。関わっていた人が学び合いに参加し、過去を恥じ、この学び合いに参加していれば…と話した。そして、地域の人びとやこの平和活動の地域担当者の力も借りて、問題を解決したいと語った。話し合いは今後も続くこととなった。

 

 

 

ピース・ビルダーズ!ー地域の平和活動担当者への研修(アフガニスタン)

アフガニスタンでの活動が開始されました!

平和は現地の人びとがつくるという観点から、地域での平和活動に意欲があり、経験や技術を持つ地域の住民の方にも各地域の担当者の役割を担ってもらっています。この担当者の皆さんへの研修や話し合いを行いました!

■ 今後実施される、地域自らの発案・実施のピースアクションについてのアイデア出しも行ってもらいました!スポーツ・詩・絵・たこあげ大会での平和メッセージ発信、村の清掃・麻薬撲滅・おもちゃの銃にNo!などのキャンペーン、平和に関する討論会など…Oh!興味深い!下記にご紹介します!

【ロダット郡】

  • (案1)ピース・レース!

活動地のナンガルハル県やアフガニスタンの平和をサポートするために、スポーツ選手の若者を中心に100人程度を選び、約6 kmのコースを走って記録を競う。ランナーは平和にちなむメッセージをつけて走るので、観客は自然にその平和メッセージを見ることになる。競技コースの沿線にも平和へのメッセージを掲げる。イベントを盛り上げるために、なるべく多くの村人を観客として集める。競技終了後、5位までの入賞者には賞状や記念品を贈って健闘をたたえる。また入賞者には平和について簡単なスピーチをしてもらい、可能であれば、その様子をテレビやラジオ、インターネットで配信することで、平和への意識啓発を行う。平和メッセージは、たとえば「戦争と破壊はもうこりごりだ。国に平和をとりもどそう」などである。これまで誤った道を選んでいた若者たちがスポーツにめざめ、地域のための名誉を得るようになることを促すものにもなる。

  • (案2)詩の会(パシュトゥ語で「マシャエラ」)

ロダットに住む詩人や作家、地域の人びとに呼びかけて詩の会を開く。詩と文学を通して平和をもたらし、強固なものにすることを目指す。YVO とPVUからのメッセージを受けて、詩人や作家は、地域の紛争を防ぎ平和と連帯を保つために、詩を読んでその役割を果たす。

  • (案3)ピース討論会!

男女それぞれ20人程度のグループで集まり、紛争や暴力につながりうる問題について議論する。平和への課題を明らかにし、様々な問題を議論し、解決策を提案する。

【パチエラガム郡】

  • (案1)公共の場にピース・アート!

平和の絵を描き、地域の公共の場に掲げる。毎日それを目にする住民に人生の素晴らしい事柄を想起してもらう。もともとこの平和活動全体の中で計画している「ピース・アート大会」に近いが、住民同士が議論する場を設けるわけではなく、絵をながめてそれぞれが平和を意識する点が異なる。

  • (案2)ピース・スポーツ!

クリケット、バレーボール、サッカーなどのスポーツ大会を開き、地域の紛争解決と平和構築のサポートを行う。若者に、人生のチャンピオンになり、自身と家族のためのポジティブな未来を作り出すために必要な手段やサポートを提供する。

  • (案3)ピース討論会!(ロダットの案と同様)

【ホギャニ郡】

  • (案1)ピース・ボランティア!

若者グループに地域の平和のためのボランティア精神、活動に必要な技術と知識を伝えるトレーニングイベントを開催する。イベント後、具体的なアクションとして、地域平和をめざした村の清掃・麻薬撲滅・「おもちゃの銃にNo!」キャンペーンなどを行う。

  • (案2)ピース・チルドレン!

地元でよく知られたゲームを使った子どもたちのためのイベントを開き、平和活動を行う。たとえば凧揚げ(パシュトー語でグディ・パラーン・バアジ)大会では、平和メッセージを描いた凧を揚げてもらう。広い場所に子どもや大人を集め、凧同士を戦わせて相手の凧糸を切って落とすゲームをする。最後まで落ちずに残った凧の持ち主が勝者になる。観客は凧合戦を眺めながら、落ちてきた凧に書かれたメッセージを見ることになる。また、地域の人びとに平和な暮らしを感じてもらう。

■ 地域平和担当者へのその他の研修内容は以下

  • 地域の平和活動担当者の心得の説明(マニュアル):マニュアルには、担当者が平和と非暴力の学び合いのセッションを行うために必要な事柄を明記。担当者は、セッションの参加者たちが円滑に議論し、互いに学び合い、積極的に平和の学び合いトレーニングを行えるよう手助けをすることが求められる。また学び合いの重点となる項目や、ワークショップを魅力的にするための技法、報告書の書き方、などがまとめられている。
  • この平和活動の概要:YVOとPVUによる平和活動の今後6ヶ月の活動計画を予算内容も含めて担当者に説明し、効率的に活動するための議論を行った。担当者からは、ピース・アート大会の詳しい内容や、平和の学び合いセッションでのトピックの選び方、平和の学び合いブックレットの内容、参加者を盛り上げるための方法、住民の自主的な平和活動のサポートなどについて質問があった。
  • 平和と非暴力について学び合うための出版物(ピースブックレット)の紹介

■ 参加者からは、この平和活動は有効で、特に若者の団結を強めるのに重要な役割を果たしていること、武装グループに加わるために団結するような若者には、こうした団結に代わって平和活動への団結を強めていること、こうした平和活動のおかげで暴力が減っていることへの感謝などがつたえられました!!

下記写真:これまでのピースアクションから