🌟平和人ユナイト!(ペシャワール編)🌟

🌷様ざまなピースアクションを実施した青年たちが集まり、お互いの活動を紹介し、経験交流を行いました!日本からも当団体理事が参加!

平和をつくる…とても大きな活動です。困難に直面することもあります。そうした中、このように、平和の活動を行う仲間たちが集まり、経験を交流し、お互いを高め合い、また、自分は一人ではないこと、仲間がいることを確認することは、とても大事なことです。そして、皆が集まることで、大きな力になります!平和人ユナイト!⭐

これまで実施したピースアクションのことを中心に、以下のようなことを話しました!

「社会的多様性と促進に関する対話!」アクションについて:自分が子どものころにヒンドゥー教徒もいるコミュニティに住んでいて、イスラムの子どもたちと遊べなかったり、へだたりを感じてきたりした。原理主義もあった。だから、多様な宗教とトランスジェンダーなどマイノリティを集めたアクションを提案・実施して、60人もが参加した。これは60人というだけでなく、それぞれの家族にもメッセージが伝わったということ。このアクションの後、お互いの理解が深まり、ネットワークが作られた。電話番号を交換したりSNSのグループでつながったりするなどの進展があった。

「多様な宗教施設訪問を通じたピースアクション」について:大虐殺があったキリスト教教会などを訪問する活動も行った。マイノリティの宗教施設にはいかないように、過激主義者が危険だ、という考えがあったが、今回活動を実施してくれたNGOのおかげでそれが可能になった。

◎パキスタンのアフガニスタン人について:60-70%の(パキスタンに居住する)アフガン難民は非識字。大学生にもチャンスが少ない。この人たちに活動に関わってもらい、将来、国に戻ったときに活躍できるリーダーになるよう、参加を促している。教育を受けたものの義務として、アフガニスタンに対して間違った認識があると感じ、彼らへの搾取が起こっていることを見て正したいと感じた。9.11が大きな原因。旧「連邦部族直轄地域」(FATA)や、ワジリスタンも特に大きく影響を受けて(アフガン難民が出たことなども影響し)、治安が悪くなって、戦闘や「テロ」が起こった。この経験が、アフガニスタン人に対する印象が一気に悪くなった原因だと考える。

◎年長者の関わり:青年が牽引しているアクションだが、子どもから長老たちまで参加している。社会の問題は青年だけでは解決できないので、年長者(政治指導者、宗教指導者、地域の集まり「シューラ」)にも関わってもらっている。アクションの前にもこの活動の意図を年長の「有力者」たちに説明しているので基本的には協力的である。現地のパシュトゥン文化だと、地域の紛争解決などの場「ジルガ」などの場で、個人個人の意見を尊重してくれるので、青年に対してもきちんと向き合ってくれる。ただ地域性があり、場所によって異なる。

◎女性たちの活動:家族によっては、女性の活動参加を許さない場合もあるので、講師も参加者も全員女性ということで理解を得た。女性だけの会なのだ、ということを強調する。女性で活躍しているロールモデル的な存在に協力してもらうなども重要。女性のとりまとめ役もいい。一方でリスクもある。特に地方部だと女性が教育にアクセスできなくて、平和活動などは全く情報がない。そういう場所では家々を個別に訪問して女性たちに意識喚起するのがいい。女性同士なら会える。

🍀平和人の活動に、とても励まされますね!といいますか、すごいですね!困難な中、これだけの成果を上げていて!参加者同士も、お互いに大きな力をもらったと思います。

今後とも、こうした機会を設けていきます!ユナイト!⭐