🌟平和人列伝☆アーティスト編🌟パキスタン-アフガニスタン・フレンドリーストリート!

活動に参加する青年たちの中から、道の壁に平和の色で絵を描き、平和のスローガンを掲げたいというアイディアが出ました!

そしてこの通りを「パキスタン・アフガニスタン友好の道」(フレンドリーストリート)と名づけようということです!この通りには多くのアフガン難民が暮らしており、また、難民、国境地帯、教育などに関わる政府当局、市民団体、人権活動家なども利用する施設があることから、アピールを行いたいという理由です!

(「(よい人悪い人は外見によるものではなく)よい人はいつも美しい」というメッセージ!)

青年たちや地域の関係者と話し合い、このアクションの実行が決まりました。

青年たちは準備を始めました。地域の人たち、青年たち、近隣の大学や教育機関にもアクションへの協力と参加をお願いしました!

イベント当日、参加者たちは思い思いに社会の寛容性やチームビルディング、平和や連帯を願って絵を描き始めました。訪れる人たちに、青年たちは、私たちは、隣人や家族、友人たちと平和な関係を築きたいのだと説明しました。多くの学生が積極的にアクションに参加しました。

平和の意味は人によりまちまちです。それぞれの参加者が自分なりのとらえ方をしており、それらを比較することは興味深いものです!このアクションはまるで絵画展のようでしたし、関係者からのサポートも得られました!ピース・アーティスト!

 

パキスタンとアフガニスタン青年間の対話アクション!-信頼構築のために-

パキスタンとアフガニスタン青年間の対話アクション!

両国間で、紛争や暴力、過激主義について、相手国への相互非難がなされることも多い中、画期的なアクションです!

パキスタンには、国境沿いの拠点都市であるペシャワールを含め、アフガニスタンから逃れてきた難民の人たち、その子どもたちや孫たちを含め、大変たくさんのアフガニスタンの人たちがいます。

今回のアクションは、そうしたアフガニスタン人の青年も学ぶペシャワール大学で行われました。

ペシャワール大学では、パキスタンの学生とアフガニスタンの学生たちの間に不信感があります。これは両国の青年の間の相互理解が大きく不足していることが原因です。両国に存在する過激主義や武力主義・武装集団をめぐり、互いが相手を非難しています。青年メンバーの一人であるアフガニスタンの学生からは、キャンパス内でパキスタンとアフガニスタンの学生たちが意見の違いから相手の国の旗を燃やす事件があったことの報告がありました。

今回のアクションの目的は、双方の学生たちが顔を合わせて意見を交換し、友情と連帯を築くための機会を与えることです。双方の青年たちが、青年として直面している問題をよりよく理解し、アフガニスタンの青年たちが、パキスタンの青年組織(大学での青年会のような)とより緊密に活動を行うための機会ができることが期待されます。

青年たちの平和の学び合いのワークショップ3回目には、20名のアフガニスタン青年と10名のパキスタン青年が参加し、平和と信頼構築について学びました。

教育が、一般教育、宗教教育とも、思想的な過激主義や暴力的な過激主知を助長する一つの要因にもなっていると多くの人によって考えられている、パキスタンのような国々では、広く受け入れる、寛容な教育のあり方を促進する必要が、より一層、重要で喫緊のものになっているという考えが、青年たちによって展開されていきました。

大学も含め、パキスタンでは多元性や多様性が失われつつあるのは残念なことです。様ざまな大学で、過激主義が拡大し、暴力的な行動の要素が頻繁に認められ、深刻な懸念があります。

このパキスタン・アフガニスタン青年間対話アクションはペシャワール大学で実施されました。青年グループはアクションの目的を次のように述べました。

  • 双方の学生たちのための大学での議論と対話の場をつくり、促進する。
  • 大学での文化間対話の促進のための関係者間の調整と協力を高める。

青年グループは参加者に、この対話が大学で開催されたのは、大学で、そして大学を超えて、両国の青年たちの中で、平和、社会的一体性、そして多様性の促進についての建設的な対話と議論を開始してほしいからであると述べました。大学では、アフガニスタンとパキスタンの青年間でたくさんの争いが報告されており、お互いに受け入れ合うことがなく、過去に起こったことを非難し合い、政治家のせいにしている、とも述べられました。

アフガニスタン学生の中には、外国人の学生として、大学で多くの問題に直面していると話す者もいました。教育書類の証明が必要な時に、書類を証明してもらえず、苦痛を感じているということです。参加者は皆、これはアフガニスタンの学生にとって非常に大きな問題であることを確認し、皆がこの問題を大学の方針に沿って解決することが要請されました。

一方で、パキスタン学生の中には、アフガニスタン学生の多くが、パキスタン国家の団結に否定的な発言をしており、これは容認できないと語る者もいました。

議論のあと、参加者たちは双方の学生で一つの委員会を作り、その委員会が、大学内外の青年に関わる問題を解決していく責任を持つことを提案しました。そして、委員会が青年たちによって設立され、個々の経験と教育に基づく選出も行われました!

 

☆「ジルガ」設立アクション!-地域の伝統的な紛争解決システム-

紛争や過激化の影響は、それまでにあった紛争解決のシステムにも及び、機能しなくなることがあります。ペシャワールを含むアフガニスタンとの国境地域は、こうした影響を特に受けている地域です。そもそも、争いごとは解決されないと、さらに大きくなってしまうことがあります。

今回、ペシャワールの青年グループは、地域の伝統的な紛争解決システムである「ジルガ」を設立するためのアクションを行いました!

最終的に紛争解決を担保する裁判所が必要なのはもちろんですが、その他の多様な紛争解決の仕組みや、お互いの役割分担や連携などによって、様ざまな場面で、人々が利用しやすい形で、適切に紛争を解決していくことが必要です。

「ジルガ」はパキスタン、アフガニスタン両国にある、特に地域の年長者を中心にした話し合いによる地域の伝統的な紛争解決システムです。参加型、迅速、裁判のようにお金がかからないこと、地域言語で行われることなどの特徴があります。

また、紛争の影響を受けた地域では、警察当局によって設立された「紛争解決委員会」(Dispute Resolution Council: DRC)という仕組みもあります。こちらも、裁判以外でも、地域社会のかかわりによって紛争を解決するための仕組みです。

今回のアクションを実施した青年たちは、「紛争解決委員会」(DRC)は、それでもやはり、政府に関係する、もしくは非常に重要とされるような地域の紛争を扱っており、異なる家族・青年・地域社会の人びとの間の小さいと思われるような多数の紛争を解決する時間がないと考え、また、「ジルガ」の方も、利害で動くこともあり、地域人口自体が非常に多いことからも、自分たちで地域に呼びかけて「ジルガ」を設立しようと考えたようです。

青年たちは集まった地域の人たちに「ジルガ」についての説明をあらためて行い、「ジルガ」のメンバーが、個々の経験に基づいて、参加者によって選出されました。地域社会に影響と責任を有する人たちで、地方自治体メンバー、教員、年長者、宗教者からなっています。

青年グループは、「ジルガ」のメンバーに、紛争解決や、青年たちの平和活動などに力を貸してほしいと、あらためてお願いをし、メンバーは協力を約束してくれました!

宗教者とのネットワーク!-平和の取り組みのためにー

宗教、宗教者は、平和や調停の主体として、人道支援の提供主体として、平和のために大きな役割を果たしています。

ペシャワールの青年グループの一つが、宗教者や宗教を学ぶ学生たちに、地域での平和の大切さについて地域の人びとに伝えてもらうために、平和をつくることにおける宗教者の役割について話し合うアクションを実施しました!

青年グループは、このアクションの前段階の学び合いで学んだ講師の宗教学者の考えも引用して、平和の宗教であるイスラムについて話し合い、宗教者の平和の取り組みへの協力を訴えました。

青年グループは、宗教者に「皆さまは団結のシンボルであり、人々はあなたがたのご意見やお話を尊敬しています。私たちの活動に賛同していただけるなら、平和を促進し、青年たちが地域で平和に行動するよう働きかけてほしい。皆さまには、金曜礼拝をはじめ様々な行事で、青年たちに、平和な振る舞いをし、平和に向けた行動をサポートするよう伝えるたくさんの機会があります。」と伝えました。宗教者たちは、活動に感謝の意を表し、目標の達成にむけてのサポートを約束してくれました!

この話し合いの後、宗教指導者による宗教儀式での平和の教えが実際に開始され、日々の暮らしの中での平和的な振る舞いを促してくれています。特に、宗教学校(マドラサ)の青年たちには、宗教教育とともに、社会の他の側面についての知識を高めるため、政府の学校での教育も開始するよう促しているそうです。

「紛争地住民発☆アフガニスタン4つのピースアクション!」☆実施初期報告☆

当団体では、10月末-11月初めにかけて「紛争地住民発☆アフガニスタン4つのピースアクション!」を実施いたしました。紛争地に住み暮らす人びと自身が発案・実施する平和のためのアクションです。

実施地域では、実際に激しい戦闘や事件が起こっており、多くの場合、政治・軍事的にデリケートなテーマに直接取り組むことはきわめて困難です。そうした中、それでもできることを!と、実施可能な限りで、行われるアクションです。ここに、写真と合わせまして初期的なご報告をさせていただいております。

アクション実施のために行っておりましたクラウドファンディング企画では、企画サイトを通じて205,000円、別途の形で32,000円、計:237,000円のご寄付、多くの励ましのメッセージ、広報へのご協力、ご取材など、大きな力をいただきました。心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。今後のご報告は、団体HP、FB、ツイッター、メール通信、企画サイトなどでも行ってまいります。

これらアクションは実施可能になったものの、同国での平和活動や組織全体では、依然、資金が不足しております。こちらより、ぜひ、ご支援をお願いできれば大変ありがたく思っております。→https://pv-u.org/donation/

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

※キャンペーンサイト(期間終了)→https://syncable.biz/campaign/1273/
※毎日新聞ご取材記事→https://mainichi.jp/articles/20201015/k00/00m/030/039000c  ご紙面:11/3朝刊。

🌷ピース☆伝統格技!🌷政府軍・外国軍や複数の武装勢力が入り乱れる戦闘地。住民たちにも様々なグループや考え方が。そんな違いも超え、対戦相手を押し出す地域の伝統格技を皆で行い、同時に、平和について考え、平和を訴えるメッセージも発信!この格技自体、紛争下、廃れたようになっており、復興の活動自体に平和のメッセージがあります。戦闘の爆発音や銃声が聞こえる中、多くの人が集まって、行われました。関係者は、「人びとがどれだけ平和を欲しているかが分かる」と話しています。木の上からも子どもたちが応援!

🌷ピース☆戦争遺児の支援!🌷この地は、武装勢力も存在し、激しい戦闘地となり、多数の事件が起こってきた地域。戦争で父親を失った子どもたち。父親たちには、政府治安機構、様々な武装勢力、一般市民を含んでいます。置かれた状況からも、誤った道に行かないための学びの場、精神的苦痛やストレス緩和のためのゲームや塗り絵などの場を設け、寒い冬に備えた衣服の配布も行いました!

🌷ピース☆ランナーズ!🌷Sports for Peace! 若者ランナーが平和のイベントとして疾走!レース前にも平和のメッセージとともに町を行進!日本からもオンラインでライブ応援!

🌷ピース☆ブック・クラブ!🌷自分自身・家族・地域のあり方、それぞれの権利と責任、ボランティアシップ、地域の結びつき、紛争を止めることなどに関する本を読み、心を開き、自身で考え、内容を議論!

☆「銃ではなく教育を!」アクション!☆

ペシャワールの青年グループの一つが「銃ではなく教育を」というテーマでの地域での話し合いのアクションを実施しました!

今回のアクションが行われた地域を含む、広くこの領域一帯では、銃の所持が普通のことのようになされています。人びとは、家族間、土地、民族に関わる争いごとがあって、常に危険を感じるため、身を守るために銃を使用するのだといいます。また、人びとは「息子たちは銃である」とも言います。なんという表現でしょう。男性が争いごとに関わるので、男性たちの力があることで相手方に圧力をかけることができるのだといいます。

今回のアクションが行われた地域は、非常に厳しい貧困地域でもあり、それが理由で教育が優先的なものとされていません。貧しさから、ほとんどの子どもたちが車両整備場、農地、ブロック工場などでの児童労働に従事しています。

こうした状況から、今、自分たちは、こうした悪い慣習を次の世代に渡してしまっているという声が上がり、「銃ではなく教育を」というテーマで話し合うという、今回のアクションが実現しました!このアクションを行うための事前協議を地域の人びとと何度か行う中で、多くの人が、こうした問題について話し合うこともなかったし、引き起こされる悪い結果について考えたこともなかったと語ったそうです。

本番のアクションでは、青年グループは地域の年長者や政治指導者、青年、宗教指導者らを会合に招き、以下のような議論を行いました。

銃については、政府からの適切な許可証がなければ、全ての銃の所持と使用が犯罪であるということが説明されました。

教育については、地域からは、子どもたちを学校に通わせないのは貧しいからだという声が上がりました。青年たちは、現在、この地域の政府によって無料で教材が配布されており、また、貧しい家庭の子どもたちへの授業料は廃止されたことについて説明しました。長年にわたり紛争に伴う様々な困難に苦しんできたこの地域の人びとのための措置です。

教育に関しては以下のような議論が行われました。

教育は平和構築になくてはならないものである。教育を通して人は知識を得るにとどまらず、道徳や社会的規範、礼儀、正しいふるまい、人とのスムースな意志疎通の取り方など、多くのことを学ぶ。攻撃的にならずに問題を解決する手段も見つけられるだろう。

青年たちは教育の重要性について切々と語りました。

グループのリーダーはこう語りました。

「子どもは学校で勉強をし、課外授業に参加して楽しみを見つけ、武器を使った紛争に関わるのを避けることができる。教育は、何が正しくて何がよくないことかを理解し、賢い判断を下すことを可能にする。逆に教育の機会が与えられないと、争いやもめ事が起きるだろう。平和な社会、地域国を作るために教育の意義が認識されるべきである」。

他のメンバーからは、教育は人間の進歩と貧困の撲滅にとってもっとも必要とされるものであろう、との意見が出ました。教育によって次の世代が、個々の幸福・健康や安全、将来の政治・経済・社会・文化・様ざまな仕組みなどの発展をよく理解できるようになると。

最後に青年たちは参加者たちに向かって「ぜひ子どもを学校に行かせてほしい。教育は平和にとってたいへん必要なものだから」と訴えました。子どもを働かせている親の中には、子どもを学校に行かせるようにすると、その場で約束する人がいました!

青年たちはまた参加者に、今回の話し合いに参加しなかった人たちにも、様ざまな集まりや場で、今日のメッセージを伝えてほしいと語りました。また、今回の話し合い内容を伝えていくためのボランティアグループが設立されたそうです!

☆平和人列伝-アスリート編☆(クリケットを通じた平和メッセージ発信!)

ペシャワールの青年グループの一つが、クリケットを通じた平和アクションを企画しました!スポーツは平和との関係が深いものです。スポーツには寛容と相互理解を深める力があって、平和につながります!

クリケットの試合を始める前に、グループリーダーは参加者に向けて以下のように発言しました。

「スポーツは、人びとが集まって、同じ目標に向かって行動し、他人に敬意を払い、場所と道具を共有する環境をつくる格好の場を提供する。すべてのこうした側面が平和構築にとって極めて重要である。言葉を使わずにコミュニケーションをとり、共通の体験をし、直接的に身体でふれあい、そしてコミュニティでの分断を乗り越えられるなど、異なる集団の交流や関係づくりに有益だ。」

青年グループは、参加者に地元の平和大使になってもらいたいと提案しました。「地域には多くの暴力があり、今は問題をよりよく解決する適切な方法もない。私たちは今日、平和をつくることを伝えるためにここにやってきた。平和のためにぜひ協力してほしい」と訴えました。

説明が終わると参加者は二つのチームに分かれ、クリケットの試合が始まりました。試合中、平和のスローガンも共有され、地域の人びとに平和をつくる活動を応援してくれるよう呼びかけられました。試合後には表彰が行われました!

 

☆平和人列伝!-女性たち☆

日常にある平和や非暴力についての学び合いの活動が続いています!参加者による具体的な経験談を交えて行われるものです。その後、各個人や地域による平和のためのアクションにつなげてもらうことを目的としています。

活動地は、戦闘地や治安状況が非常に厳しい地域であり、また女性の置かれている状況も非常に厳しい地域となっており、女性の活動参加が非常に難しくなっています。その中でも、様々な配慮をしながら、できるだけの参加が可能になっています!

多くの場合、男性が暴力は権利であると考えているともいわれているようです。こうした考えは、人としての振る舞いについての知識が欠けていることによって保持され、身体的に力が強く、家族の中で経済的な権限を有し、家族が自分たちに依存しているのだから、暴力は自分たちの権利であると考えているともいわれているようです。

女性への暴力と人権侵害、女性の権利と役割などについて、以下のような内容が提起されました。とても深刻な内容です。 

  • 夫や夫の家族からの家庭内暴力に苦しんできた女性がおり、時には苦痛があまりにひどいこともあったが、女性の外出を許さないような地域環境も存在し、病院にさえ連れて行ってくれることはなかった。この女性自身の両親からでさえ、これは運命だから耐えろと言われた。沈黙するしかなかった。しかし、夫は、この平和と非暴力の学び合いに参加してから劇的に変わり、小さなことに怒ることもなく、よく接してくれるようになり、家族にも、暴力はよくないと話をしようとするようになった。
  • 地域の争い解決の場において年長者が下す決定に従うといった仕組みがあることも多く、罰として、加害者側から被害者側に、罰金、土地、時には武器、そして家族の女性(少女の場合も)が渡され、女性たちはその後、虐待を受けることすらある。この学び合いによって、女性を財産のように扱って別の家族に渡すなどといった権利は誰にもない、ということを理解した。
  • 家庭内暴力には夫だけでなく、夫の母親と姉妹も関与している。
  • 家族、特に女性への抑圧的な思想が、家庭内暴力の極端な増加につながっている。
  • 特に地方部では、女性たちは平和を作ることへの役割がほんのわずかしかない。平和のためには、幼少期の子どもの成育が重要である。家族の中での精神的な絆が、子どもの身体的、精神的な生育に不可欠であり、女性は平和をつくることにおける自身の役割を理解する必要がある。したがって、自身にとっても家族にとっても、よりバランスが取れた、より安全な社会の発展に寄与するために、他の主体と同じように社会に関わり、家族の生活に関与し、責任を認識し、自分自身への自信を得なければならない。

 厳しい状況にある女性たち。引き続き、女性たちへの応援、女性たちとの活動を行ってまいります!

「平和のための人の道!」-対話集会(パキスタン)

青年たちが自身の発案で実施するピースアクションの一つとして「平和のための人の道!」という対話集会が開催されました!実際のタイトルは「Humanity for Peace」!。人の生き方や、個々の人生にかかわる対話、話し合いがなされており、あえてベタに「平和のための人の道」との翻訳をいたしました!

地域での紛争に関わっている若者たちも招かれ、直接の対話が行われたようです。果たして、もう紛争には関わらない、起こさないとなったのか…

このアクションが行われた地域では、薬物の売買や使用などもなされており、それによって引き起こされる窃盗などの事件も多数起きています。地域の人びとからは、問題になっている若者たちについての提起と、このアクションにこの若者たちを参加させてほしいとの要請がなされました。地域との連携体制が組まれ、アクションの前に6回もの事前会合がなされています。この若者たちも招かれています。

そして実際のアクション「平和のための人の道!」では、平和にかかわる様ざまなことがらについての対話、地域の人びとや様ざまな若者たちを一つにすることが目的とされ、平和をつくっていくための努力をしようと呼びかけられました。イスラムにおける他者の権利、イスラムは平和の宗教であり、ムスリムとして平和と社会調和のために行動することは義務であるとの説明がなされました。

会合では以下のような強い訴えがなされました。

…地域には多くの紛争と暴力があるのに誰もそれを解決しようとしない。社会をよい方向に変えようとしない。この地域の多くの若者が紛争にかかわっているのに、誰も解決しようとせず、平和的な行動をとうるように促すものもいない。まさにこのことが理由で、私たちは今日ここに来ている。問題になっていることについて伝え、地域の平和のために行動を起こせるようにするである。平和なくしてはこの国が発展する道はない…

強い訴えです。

会合には、紛争にかかわっている若者たちも招かれており、一緒に行動するよう呼びかけられました。

この若者たちには自分たちの感情や意見を吐露する場が設けられ、若者たちによい方向への動機付けをするような具体的な様々な話も共有されたようです。この若者たちは、自分たちが受け入れられないことに関わっており、地域に何の敬意も持っていなかったと話し、自分の人生や時間を無駄にしていたと認識したとのこと。その後は地域の人たちとのコミュニケーションも始まり、地域でのイベントなどにも参加しているようです!

また、すでにアクション実施前の事前会合から変わり始めていたようで、自らの参加のみならず、ほかの地域の人たちをこのアクションに招いたりもしていたようです!さらに、その他のピースアクションなどにも参加したいと述べているようです!

アクションを行った青年たちとこの若者たちとで友情が生まれたと話してくれる人もいました!

アクションの最後では、平和のための取り組みを進めていること、ペシャワール地域の若者のネットワーク作りを行っていることも強調されました。参加者たちからも協力が表明されました!

「平和資料センター」設立アクション!(パキスタン)

ペシャワールでの青年平和活動では、グループに分かれて平和に関する学びを行っています。学びを行った青年たちは、順次、青年自身の発案によるピースアクションを実施します。今年度のアクションが始まっています!まずは、「平和資料センター」設立アクションをご紹介!

青年たちはある地域での「平和資料センター」設立を目指し、まずは、設立に向けての話し合いを行いました。上記、話し合いの様子です!何だかカワイイ☆

センター設立の趣旨は以下!

◆背景:地域一帯は、過去に多くの暴力などに苦しんできた。特に青年たちは特定の勢力からの影響で道を誤らせられてきた。今なお、青年たちの学びのためのポジティブな場がない。また、雇用がないことから、ネガティブな思考に陥ったり、誤ったお金の稼ぎ方をしたりすることも多かった。

◆目的:平和資料センターを設立し、対話、相互理解、平和の価値(知識・意見や文化間交流などを通じたもの)、他者への敬意、社会の協調、青年間のつながりを促進する。また、求職のサポートを行う。

◆活動:センターにて以下を提供する。

  • 雇用のための青年たちへの情報・求職補助・カウンセリング。
  • 教育機関(特にパキスタン・アフガン国境地帯:旧FATA(下記※参照))における奨学金・小規模ビジネスのための政府の青年ローンプログラム・入学・民族にかかわる問題の解決。
  • 旧FATAにかかわる新しい法律についての紹介。
  • 平和に関する様々な資料の収集と配布。
  • 地域のインフラや学校施設などに関しての地域の政治家との関係づくり。
  • 地域の鉱物資源に関する争いの解決の促進。

※FATA(連邦部族直轄地域):FATAでは地域の行政責任者が広範な権限を有し、通常の国内法や司法権が適用されず、部族全体の集団責任も問えるとされていました。長年の人びとの要求を受け、ついに2018年、FATAは隣接州(州都ペシャーワル)に編入され、この地域の人びとも他の地域と同様の権利を享受できることになりました。画期的な出来事です。(参照:https://www.facebook.com/peacevillageunited/photos/a.2242578739159383/2416489578434964/?type=3&theater

参加者からは協力とセンター設立のための場所を選ぶことが表明されました!すでにある地域の寄り合い場が利用されることが提案されています。今後が楽しみです!

 

 

★☆毎日新聞ご掲載!「紛争地住民発☆アフガニスタン4つのピースアクション!」について☆★

アフガニスタンの紛争地で、その地に住み暮らす人びと自身が発案・実施する4つのピースアクション!

毎日新聞ご掲載!★ https://mainichi.jp/articles/20201015/k00/00m/030/039000c

活動への応援を、クラウド・ファンディングのSyncable様サイトよりお願いします!(10/22まで!)→ https://syncable.biz/campaign/1273/

自爆・襲撃事件などによる家族や親族・友人の死、住民の虐殺…すさまじい環境…それでも、行動しないと状況は変わらないと語る現地の仲間たち!応援したい!

実施地域では、実際に激しい戦闘や事件が起こっており、多くの場合、政治・軍事的にデリケートなテーマに直接取り組むことはきわめて困難です。そうした中でもできることを!と、その地の人びと自身が発案・実施する平和のためのアクションです! 平和への大きな流れに向けて!

以下の4つのアクションが行われます!「ピース☆ランナーズ!」「ピース☆伝統格技!」「ピース☆ブック・クラブ!」「ピース☆戦争遺児の子ども支援!」
これはスゴイ!どうか皆さまの応援で実現を!

クラウド・ファンディングのSyncable様サイトよりお願いします!(10/22まで!)→ https://syncable.biz/campaign/1273/

★☆「紛争地住民発☆アフガニスタン4つのピースアクション」への応援を!(クラウド企画10/22まで)☆★

アフガニスタンの紛争地で、その地に住み暮らす人びと自身が発案・実施する4つのピースアクションを、皆さまのご寄付で応援していただけませんか?

クラウド・ファンディングのSyncable様サイトよりお願いします!(10/22まで!)https://syncable.biz/campaign/1273/

毎日新聞にもご掲載!https://mainichi.jp/articles/20201015/k00/00m/030/039000c

自爆・襲撃事件などによる家族や親族・友人の死、住民の虐殺…すさまじい環境…それでも、行動しないと状況は変わらないと語る現地の仲間たち!応援したい!

実施地域では、実際に激しい戦闘や事件が起こっており、多くの場合、政治・軍事的にデリケートなテーマに直接取り組むことはきわめて困難です。そうした中でもできることを!と、その地の人びと自身が発案・実施する平和のためのアクションです! 平和への大きな流れに向けて!

以下の4つのアクションが行われます!「ピース☆ランナーズ!」「ピース☆伝統格技!」「ピース☆ブック・クラブ!」「ピース☆戦争遺児の子ども支援!」
これはスゴイ!どうか皆さまの応援で実現を!

クラウド・ファンディングのSyncable様サイトよりお願いします!(10/22まで!)→ https://syncable.biz/campaign/1273/

ペシャワール青年ピースアクション☆二年度目!―青年たちや関係者との協議!

青年たちが平和を学び合うワークショップや、青年自らの発案・実施によるピースアクションの事前段階として、活動説明、活動参加呼びかけ、現地状況把握などを目的とした、青年たち(リーダーほか)、地域の人びと、市民団体、メディア、宗教関係者、政府関係者などとの協議を行いました!

このプロジェクトの活動地域は、社会から疎外されている地域で、過去に暴力事件や麻薬、その他、暴力的な過激主義に関連するものによる影響を受けた場所です。民族、政治、宗教・宗派などで分断され、暴力的な過激主義集団は、そうした地域の青年たちたちや地域社会につけこんでいるといわれます。

★過激主義の原因や問題点として、以下の点があげられました。

  • 青年たちはソーシャルメディアに大きく影響されている。ソーシャルメディアにおける争いを指向する映画やビデオにより青年たちに寛容な振る舞いがなくなった。また、ソーシャルメディアをネガティブな目的に使用することもある。
  • 社会の支柱である宗教学者にも、青年たちの間に平和と調和を促進しようとしない者がいる。
  • 政治家にも、争いや不寛容をもたらしている者がいる。政党の関係機関の中には、青年たちを使って自分たちの利益になるような活動を行っているところもあり、教育システムの中での大きな争いの元となっている。
  • 教育機関のカリキュラムに適切な平和教育の科目がない。
  • 建設的な対話や相互扶助、信頼構築のための青年たち生産的でポジティブな場がない
  • 地域や集団の集まりで、意思決定や争いごとの解決などを行うジャルガ/ジルガは、パシュトゥ文化における平和のシンボルであり、年長者は青年たちを受け入れる準備ができているのだが、青年たちはこれに参加していない。

★また、以下のような提案や要請、コメントがなされました。

  • コミュニティの事柄について背景知識のある青年リーダーやジャーナリスト、ソーシャルメディア活動家、若い宗教指導者などをトレーニングに呼んでほしい。
  • 様々な分野の青年たちたちとのカウンセリングを実施して、何らかの方向を示し、この活動にも関わってもらい、彼らがもっている現在の社会システムや他の青年たちへの不信感を取り除いてほしい。
  • 青年たちたちは様々な物事に触れていないので、積極的に違う世界を見せることも必要であり、体験訪問のようなものを行ってほしい。それによって、知識や理解が深まり、自身が果たすべき役割を効果的に果たすことができるようになる。
  • 政党の関係機関に関係する青年たちもトレーニングに招いて、平和と寛容の精神を伝えていく予定である。
  • このプロジェクトでトレーニングを受けた青年たちたちが、地域の青年たちたちを、ソーシャルメディアや通常メディアをうまく活用してポジティブな活動を行う取り組みや場につなげることになるだろう。
  • 青年リーダーたちが、若い政治指導者や宗教学者、学術機関、関係政府機関、市民団体に積極的に働きかけて、青年たちが信頼できる環境を提供し、青年たちが生産的に、ポジティブに、暴力的な過激主義に対抗できるようにしていく。
  • もし資金などがあれば、青年たちの対話の場をユニオン・カウンシル(行政単位)レベルに設けたい。こうした場は、地域の平和に影響を与える地域の争いごとなどを明らかにする責任を負うことになるだろう。
  • 宗教学者へのトレーニング計画も作ってほしい。
  • またジャルガジルガ/のメンバーたちも紛争解決のための技術について適切なトレーニングを受けていないので、可能であれば、トレーニングを行ってほしい。こうした活動は、平和な社会に寄与する。
  • 今後の活動には女性も招待したい。

★コロナウィルス対策のため、移動や会議に一定の制限がありました。消毒・マスク・屋外会議などの配慮を行ったほか、オンラインでの会議なども実施しました!

以上

「ピースブックレット」完成!(アフガニスタン)

家庭や地域での争いの解決、市民がそれぞれの立場で果たすべき役割など身近な事例を紹介した「ピースブックレット」!題して「平和な暮らしへの道」(Road to Peaceful Life)!

これまで現地で使用していたものに必要な更新を行い、1,000部を印刷!当団体のロゴも入っています!個々人でも、また地域でも、平和をつくる活動を実践していくためのヒントとして、また学び合いの資料として、そして手段として、使用します。

内容は難しいものではなく、人が暮らしていく上での身近なことが取り上げられています。人の感情やモラル、思いやり、そして家族の中でのことなどが含まれています。

アフガニスタンの家族は大家族で、一つの敷地内に親戚のいくつかの世帯が一緒に暮らしていることが多く、数十人にもなることがあります。また、家族のメンバーのそれぞれの親戚、友人などが頻繁に訪れて、ともに食事をしたり、話をしたりすることが多いです。ですので、家族といっても、一つの地域社会、大きなグループや組織体といってもいいと思います。ですので、家族の中での争いと平和は、イコール、地域社会・グループ・組織体でのそれ、もしくは直結することもあるもの、といってもいいと思います。

家族の中で現れてくる「争い」の例としても、実際のケンカ、暴力、ちょっかいを出す、嫌な振る舞い、支払い(食べ物・家賃・電気・ガス・服・日用品など)・教育・婚姻などをめぐる争い、などがあげられていますが、地域社会にも存在するようなものになっています。

扱われているトピックは以下のようになっています。

  • 「争い」を特定する。どんな種類の争いがあるのだろう?
  • あなたが考える「争い」って何?
  • 「争い」を3つに分けてみる-利害をめぐるもの。地位や関係をめぐるもの。価値をめぐるもの。
  • 「争い」のよい面、悪い面?!
  • 「争い」を解決する方法って?-「力」「評決」「仲裁」「交渉」「調停」「和解」
  • 「交渉」って何?よりよい「交渉」のステップとは?
  • 「交渉」の方法
  • 「調停」
  • 「和解」
  • 私たちの社会における「調停」の方法

    こちらは旧版です
  • 「争い」の定義
  • 「暴力」
  • 学校での「暴力」
  • 「暴力」って何?
  • 「偏見」
  • 「偏見」が起こるとき
  • 「偏見」って何?
  • 家族の中での争い。どのように解決するの?
  • なぜ家族の中で暴力が起こるのだろう?
  • 家族の中での暴力を止めるためのステップとは
  • 家族の中での決定
  • 家族の中での決定の重要性
  • 家族の中での決定のプロセス-問題は何?きちんと事実を知る。事実から読み解こう。
  • 解決のための二つの方法-これまで家族にあった問題、他人や人の家からも学ぼう。
  • 「尊敬」-尊敬されたければ尊敬しよう。「誠実」「人の意見を聞く」「人をたたえる」「共感と同情」「連絡を保つ」「頼られるようになる」
  • 「Golden Line」
  • ポジティブに考えよう!
  • 子どもを正しく育てるには?
  • 「平和」と「思いやり」-現地のお話から

非常に身近で現実的なものとなっており、また、実際に大きな争いや暴力につながるようなものを止める、防ぐためのヒントや手段が盛りだくさんです!これを用いた今後のピースアクション!ご期待ください!

人びとが語る「戦争・争い・暴力」そして「平和」(アフガニスタン)

日常にある平和や非暴力についての学び合いの活動が開始されました!その後、各個人や地域による平和のためのアクションにつなげてもらうことを目的としています!

武装勢力と政府・米軍、また武装勢力間での激しい戦闘や、民間への攻撃や被害も起こってきた、活動地の4つの郡にて、7月に、まずは各一回ずつ、計四回実施されました。学校への攻撃の懸念から、学校が閉鎖されたり、生徒が通学を避けたりしていた地域もあります。

平和は現地の人びとがつくるという観点から、地域での平和活動に意欲があり、経験や技術を持つ地域の人びとに各地域の担当者の役割を担ってもらいました!(担当者の皆さんへの研修の様子はこちら!https://pv-u.org/2020/07/02/peacestarttot/987/)また、出版したばかりの、平和と非暴力の学び合いのためのブックレットも使用されました!

参加者による具体的な経験談を交え、以下のような内容が話し合われました。

  • 争いが起こっても話し合いが行われることがなく、ついには、物理的な暴力や、より大きな争いになることがよくある。
  • 人生を通じて戦争しか知らずに60になるということを想像してみてほしい。アフガニスタンでの人生とは、どこかでおこる爆発に日々おびえて生きることだ。学校なのか、モスクなのか、葬式なのか、結婚式なのか、どこで起こるか分からない。家族が家で生きているのかも分からない。和平交渉が進められているが、この数ヶ月、暴力が常に多い状態が続いており、この6月だけでも、毎日、多くの人が亡くなっている。これは子どもたちを平和的な方法で教育してこなかったからだ。子どもたちは大人になると、誤った道を選び、誤った人たちに加わってしまう。子どもたち、そして地域社会のために、平和教育が強く望まれる。私たちが正しければ、よい国家を作ることができる。
  • 環境が人びとの行為に大きな影響を及ぼす。よい地域社会があれば、人びともよくなる。
  • 夫や夫の家族からの家庭内暴力に苦しんできた女性がおり、時には苦痛があまりにひどいこともあったが、女性の外出を許さないような地域環境も存在し、病院にさえ連れて行ってくれることはなかった。この女性自身の両親からでさえ、これは運命だから耐えろと言われた。沈黙するしかなかった。しかし、夫は、この平和と非暴力の学び合いに参加してから劇的に変わり、小さなことに怒ることもなく、よく接してくれるようになり、家族にも、暴力はよくないと話をしようとするようになった。
  • 家庭内暴力に苦しんできた少年がいる。この少年はまた、学校に行くことも許されなかった。少年の家族自身も教育を受けておらず、教育の重要性、教育と平和な生活との関係を理解していなかったのである。少年は、毎日、農地で働くことを強いられた。でも、少年は学校が好きだった。少年は、この平和活動の地域担当者に助けを求めた。担当者は少年の家族との話し合いの場を設け、将来の平和な生活のために少年を学校に行かせることに同意した。今、少年は学校に通っており、空いた時間で、農地で家族を手伝っている。
  • 地域の人びとの間の争いから発砲による死傷事件にまで至ったことがあった。関わっていた人が学び合いに参加し、過去を恥じ、この学び合いに参加していれば…と話した。そして、地域の人びとやこの平和活動の地域担当者の力も借りて、問題を解決したいと語った。話し合いは今後も続くこととなった。